PHPの案件単価相場(LAMP系)_フリーランスエンジニア向け

案件単価相場 比較

ホームページやブログなどの構築に使用されることの多いCMSの一つである「WordPress」の構築プログラミング言語として有名なPHPの案件単価相場と将来性を紹介します。

「JavaScript」や「Python」などトレンド言語に比べれば少し需要が落ちていると言われているPHPですが、データで見たときどのようになっているのでしょうか?

PHPの案件単価相場と平均単価・案件単価の年推移データをもとに解説していきます!

PHPの案件単価相場

PHPの案件単価相場はこちらです。

※2013年より取得したデータを反映しております。
60万円台が相場になっており、次いで70万円台が多くなっています。
案件数自体はかなり豊富にあるようで、ある程度の需要の高さが窺えます

W3Techs(ワールドワイドウェブ技術調査)によると、2017年時点でPHPのシェアは83.1%にも昇っておりWebサイトのサーバーサイドでPHPを利用している企業は多くあるということが別データからも分かります。

ただ同じWeb系のプログラミング言語である「Ruby」や「Python」と比較すると案件数自体は多くあるものの若干相場が低い印象にあります。

PHPの平均単価と中央値

2019年のPHP案件の「平均単価」「平均Min単価」「平均Max単価」「中央値」はこちらです。

平均単価は64万円となっており、中央値は65万円となっています。

上記の案件単価相場グラフと比較しても変わりはないため2019年に伸びている印象はありません
また「Ruby」や「Python」と比較しても若干低くなっています。

データで見るPHPの将来性

ではPHPの将来性はどうなのでしょうか?
案件単価の年推移の表をもとに解説していきます。

2015年は案件単価の相場は70万円台が多い傾向にあったにもかかわらず、2016年以降は60万円台がボリュームゾーンに変わってきています。
このデータからも分かるように、過去に比べニーズが減少傾向にあるように思えます。

ただ2019年になると60万円台が1番多いことには変わりないですが、60万円台と70万円台との差は少なくなっており、少し盛り返している印象にはあります。

また80万円台や90万円台も例年に比べ増加傾向になっています。

そのためPHPの需要が高まっているとは言い切れませんが、大幅に下がっているという訳でもありません
ただやはり「Ruby」や「Python」と比較すると伸び方は弱いようです。

PHP自体WordPressなど主要のCMSの構築言語として採用されているので当面は安定した需要があると言えるでしょう。

しかしWebアプリケーションやWebシステムの開発となれば「Ruby」や「Python」の方が将来性は高いように思えます。

またJavaScriptもNode.jsによりサーバーサイド側で使用できる環境が出てきているのでいずれ移り変わる可能性は大いにあるのではないでしょうか。

LAMPエンジニアの案件単価相場

LAMPエンジニアの案件単価相場はこちらです。

50万円台が案件単価の相場となっております。
このデータを見る限り、80万円以上の案件はかなり少ない状況です。

おそらく実際に掲載されている案件を見る限り、LAMP環境のすべてがそろってLAMPエンジニアと表記しているのではなく、どれか一つでも当てはまっていればLAMPエンジニアと表記しているケースも多々あるので、少し低めの相場になっているのかと思います。

またLAMP自体古くなってきているのも原因の一つでしょう。

Apacheは停滞気味でNginxのシェアが高まっています。
DBもNoSQLを活用するケースも増えており、プログラミング言語はRubyやPythonが採用され、フロント側はJavaScriptが必須となり各部門でLAMP以外の選択肢が増えています。

それにより段々と需要が下がっている印象にあります。
さらに少し前からLAMPではなくMEANスタックが流行っているので今後もLAMPの需要が伸びていくのは厳しいのではないかと思います

Linuxの案件単価相場

続いてLAMPのLに当たるのLinuxの案件単価相場です。

Linuxの案件単価の相場は60万円台となっています。

LinuxはオープンソースのOSの一種です。

使いこなすまでは少々勉強が必要ですが、非常に便利なツールで家電や車・ゲームなどにも使用されており、高性能のPCもLinuxで動かすことが多いです。

Linuxはまだまだ需要が高く使用されているケースも多いのでぜひ学んでおきたい技術です。

Apacheの案件単価相場

続いてLAMPのAに当たるApacheの案件単価相場はこちらです。

60万円台が1番多いですが、70万円台もさほど変わりません

ApacheはWebサーバーを構築するために必要な技術であり、世界中で利用されています。

またPHPとの連携もしやすい特徴もあります。
もちろんLAMP環境に当たるWebサーバーソフトウェアですのでLinuxのサーバーOS上で利用が可能なのはもちろんですが、Windowsなどその他のサーバーOS上でも利用可能です。

しかし最近では、Nginxの需要の高まりによりシェア率は下降気味です。
とはいえこれまでNo.1のシェアを誇っていたのでまだまだ需要はありそうです。

MySQLの案件単価相場

続いてLAMPのMに当たるMySQLの案件単価相場はこちらです。

MySQLも60万円台が相場になっており、次いで70万円台となっています。

MySQLはデータベースソフトです。
多くあるRDBの中でも非常に高いシェア率を誇っており、当面は需要が下がる心配はなさそうです。

ただ今ではMongoDBなどNoSQLと言われるRDBより早くて高機能と言われているデータベースの需要が高まっており、いつまでも安泰という訳ではないかもしれません。

Perlの案件単価相場

最後にLAMPのPに当たるPerlの案件単価相場はこちらです。

こちらも単価相場は60万円台となっています。

PerlはPHPと同様でプログラミング言語です。

CGIを実装する言語としてPerlは相性が良く人気が出て一世を風靡した時代もありましたが今ではそのような勢いはない状況です。

ただそのような時代があった背景もあり、Perlを使用しているソフトウェアもまだまだあるためPerlからの移行案件などPerlの需要も伸びないにしろ今後も一定数はあるでしょう。

PHPとは

PHPは、1995年にラスマス・ラードフ氏により公開されました。
そして前述でも説明しましたが、Webサイトを作成するために使われるプログラミング言語の一つです。

ECサイトやその他のWebサービスにも使用されたり、ソーシャルゲームの開発にも使用されることもあります。
PHP系のフレームワークには、代表格でLaravel、CakePHPなどがあり、その他にもSymfonyなど多くあります。

またブログ作成などによく使われるCMSの代表であるWordPressやコンテンツ管理システムのCMSなどもPHP系になります。

人気に陰りが見えつつあると言われているPHPですが、WordPress構築言語であるため一定数の需要はあるでしょう。
また案件数自体はまだまだ豊富にあり、求めている企業も多い傾向にあるようです。

またPHPを使用しているWebサービスも多いので、理解しておくことで今後メインの言語ではないにしろ一つの武器になると思います。

ただ今後WebアプリケーションやWebシステムの開発をしていく上で、新しく学ぶのであればやはりトレンドである「Python」やPHPより需要の高く単価も高い「Ruby」をおすすめします!