COBOLの案件単価相場と将来性_フリーランスエンジニア向け

案件単価相場 比較

汎用系のプログラミング言語の代表であるCOBOLは、銀行などの金融業界や保険業界で活躍している言語です。

そんなCOBOLの案件単価相場と将来性を紹介します!

案件単価相場のデータや平均単価・案件単価の年推移グラフを元に詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください!

COBOLの案件単価相場

COBOLの案件単価相場はこちらです。

COBOLの相場は50万円台で圧倒的に多くなっています。
またデータを見る限り80万円以上の案件はかなり少なく、高単価を稼ぎ出すのは難しい状況です。

COBOLで高単価を目指しにくい理由としては、冒頭で説明した通りCOBOLは金融業界などお金に関わる業界で使用されているケースが多いです。

さらに金融系の案件に参画する場合は、エンドユーザー企業へ直接参画というのは難しく、参画するまでに元請けとSES企業という形で複数社入っている傾向があります

そのためCOBOLの案件単価相場は他Web系の言語などと比較して低くなっている可能性もあるでしょう。

COBOLの平均単価と中央値

2019年のCOBOL案件の「平均単価」「平均Min単価」「平均Max単価」「中央値」はこちらです。

平均単価は55万円で、中央値は50万円です。
その他の平均Min単価や平均Max単価も50万円台となっており50万円台は固く稼げる範囲であると思います。

しかしやはりそれ以上は難しそうな数値になっています。

データで見るCOBOLの将来性

COBOLの案件単価の年推移はこちらです。

どの年代を見ても大きな変動はなく、50万円台がCOBOLの案件単価相場から動いておりません。
むしろ全体的に年々低単価側へ移ってきている傾向にあります。

ただCOBOLは古い言語であり、古くからある基幹システムなど採用されている場所はまだまだあります。
そのため今後も一定数の需要はあり続けるでしょう。

またCOBOLのエンジニアは年齢層が高いイメージがあり、またWeb系の言語が主流の現在は新しくCOBOLを学ぼうとする人は少ないです。
それによりCOBOLエンジニアの減少にも繋がるため、今後もう少し単価が伸びる可能性はありますし、若いCOBOLエンジニアであれば需要は大きいと思います。

とはいえデータを見る限り現状は、50万円台となっているので稼ぎたいエンジニアにはむかないかもしれません。

YPS/COBOLの案件単価相場

ついでにCOBOLをベースに設計されたYPS/COBOLの案件単価相場を紹介します。

こちらも単価相場は50万円台となっておりますが、60万円台も比較的多いです。
また割合的に80万円台90万円台もCOBOLと比べ多い傾向にあります。

ただあまり案件数自体多くはなく、このスキルを活かせる現場は少ないでしょう。

YPS/COBOLは富士通が推していた言語で、YPS仕様書の翻訳やデバッグに使われています。

ニッチな言語であり、あまり情報自体が少ないです。
つまりかなり活躍する場が限られる言語と言えるでしょう。

しかしCOBOLよりは稼げそうなので、興味がある方はチェックしてみてください!

YPS/COBOLの平均単価と中央値

2019年のYPS/COBOL案件の「平均単価」「平均Min単価」「平均Max単価」「中央値」はこちらです。

平均単価は63万円で、中央値は55万円となっています。

やはりCOBOLに比べ高単価は目指せそうです。
ただ案件が少ないのでいくらCOBOLより稼げるからと言って、学ぶかどうかは難しいと感じるでしょう。

COBOLのメリット

金融業界などで多く需要があり、半世紀以上経つ今でも採用されているCOBOLのメリットを紹介します。

計算処理に強い

COBOLは事務処理に特化された言語ですので計算処理に強いです。
二進化十進法を用いているので正確性も確かです。

そのため少しの金額誤差も許されない金融系や証券・保険といった業界では、COBOLが多く採用されているのでしょう。

保守性に優れている

記述コードは英語に近く、他言語に比べ読みやすいという特徴があります。そして他人が書いても似たようなコードとなり、高い保守性が担保できます。

つまり自由度は低いけれどその反面不具合が起こりにくいです。

古くから採用されている言語ですので、保守性の高さは明らかでしょう。

COBOLとは

COBOLは、1959年にグレース・ホッパー氏により事務処理に特化したプログラミング言語として開発されました。
事務処理に特化した言語とし世界中に広まり、金融系や証券系などのシステムに古くから採用されています。

そしてCOBOLを使用した基幹システムは今もなお多く存在しています。

またその基幹システムの保守運用等は継続的に必要なため今後も一定の需要は続いていくと思います。
COBOL人口の低下に伴い、よりCOBOLエンジニアの獲得競争が激しくなる可能性もあります。

銀行系などお固い現場でエンジニアとして働きたい方にはCOBOLはおすすめでしょう。
ただ高い単価を求めるのは少し難しいです。それでも高い単価を望むのであれば、より商流の浅い案件を探すことになるでしょう。
大手のSierなどでは商流も浅く比較的高い案件があるかもしれませんので、そのあたりをチェックしてみてください!