【第二弾】RDBMS(DB2やOracleなど)の案件単価相場と将来性を徹底比較!

案件単価相場 比較

今回はRDBMS(リレーショナルデータベース)の中でも「SQL」の文字が入っていないDBの案件単価相場と案件単価の年推移を紹介します。

RDBMSとは訳すと関係データベース管理システムです。
データを複数の表で管理し、その表と表の関係を定義し、複雑なデータに関連性をもたせ扱える環境に変換します。

そんなRDBMSの中で第2弾として、
IBM DB2」「Oracle DB」「Access」「MariaDB」「Amazon Aurora」の5つを紹介します!

IBM DB2の案件単価相場

まずIBM DB2の案件単価相場を見ていきましょう。

IBM DB2の案件単価相場は60万円台となっており、次いで50万円台が高く、60万円台と50万円台の間に大きな差はありません。

基本的にRDBMSの案件単価相場は60万円台が多いので、平均値といったところでしょう。
しかし、70万円台以上の案件が少ない傾向にあるようには思えます。

実際RDBMSの中でもシェア率を落としている傾向にあるようです。

データで見るIBM DB2の今後と将来性

ではIBM DB2の案件単価の年推移はどうなっているのでしょうか?

2018年以外は、50万円台の割合が高くなっています。
しかし2019年には、50万円台と60万円台の差が開いている傾向にあります。

また60万円台以降の案件の割合も減少傾向にあり、50万円台以下の面積で見ると2019年が一番広くなっています。

やはり少し人気に陰りが出てきているのかもしれません。

今後RDBMSを学ぶ上での選択肢としては、難しいのではないでしょうか。

IBM DB2とは

IBM DB2は名前の通りIBMによって開発されたデータベース管理システムです。
単にDB2と呼ばれることが多いです。

IBM DB2はIBMが開発ということもあり、IBMのメインフレームOS(OS/400など)はもちろん、UNIX系OSやWindowsOSなど幅広いOSに対応しています。

またIBM DB2は歴史が長いこともあり、SQLを初めて採用したRDBMSとも言われています。

最大の特徴はXML機能で、XML専用の処理エンジンを搭載しています。
これにより高速かつ柔軟に処理できる環境を整えています。

※XMLとは、文章の構造を記述するためのマークアップ言語で主にデータのやりとりや管理を簡単にする目的で使われます。

RDBMSの中でシェアを落としているものの上位にはいます
今後どうなっていくのかは要チェックです!

Oracle DBの案件単価相場

次にRDBMSの中でも圧倒的なシェアをもつOracle DBの案件単価相場です。

Oracle DBの案件単価相場は、60万円台となっています。

案件数で見るとやはり多く、需要の高さが窺えます

60万円台の次に50万円台が高くはなっていますが、70万円台の案件も数自体は多くあるようです。

Oracle DBは今もなおシェアを高めており様々な業界で活躍できるので今後も需要は高まり案件数は増えていくでしょう。

データで見るOracle DBの今後と将来性

ではそのOracle DBの案件単価の年推移を見てみましょう。

2018年に一度50万円台へ下がっているものの、その他の年代では60万円台の割合が一番高くなっています。

また2019年より70万円台以上の割合が増加しており、需要が上がってきているのが分かります。

Oracle DBのシェアの伸びという背景だけでなく、このグラフからも需要の伸びを確認できます。

Oracle DBとは

Oracle DBはオラクル社により開発されたデータベース管理システムで、正式名所はOracleDatabaseです。
OracleDBと呼ばれることが多いですが、単にOracleと呼ばれることもあります。

Oracle DBは世界初の商用RDBMSで、幅広いOSをサポートしています。

またOracle DBの特徴として挙げられるのが、堅牢性や移植性です。
災害対策などのために、データベースの遠隔複製機能を備えており、様々な障害からデータベースを保護できる環境です。

あらゆる場合でもサービスを継続的に運用できるので、開発担当者や運用者にとっては非常にありがたい機能です。

またOracle DBのAPI周りはC言語で書かれており、各種ツールのほとんどもC言語です。
それにより多くのプラットフォームで移植性が高くなっています。

オラクル社という企業のバックグラウンドもあり、そしてOracle DBの安全性を考えると非常に優秀なRDBMSであることが分かります。

またOracle DBの資格として有名な「ORACLE MASTER」というものがあります。
こちらはぜひチェックしてみてください。

データベースエンジニアであれば資格も含めてぜひ持っておきたいスキルです!

Accessの案件単価相場

続いてAccessの案件単価相場です。

Accessの案件単価は50万円台が相場になっています。

他RDBMSに比べるとやや見劣りする相場です。

Accessは他RDBMSのように、データベースではあるのですがMicrosoftOfficeのアプリでもあります。
ですので比較的初心者でも学びやすいです。

そのため単価の低い案件が多いのかもしれません。

データで見るAccessの今後と将来性

Accessの案件単価の年推移を見てみましょう。

2015年から2018年までは50万円台の割合が高かったですが、2018年頃より60万円台の割合が高まり、2019年には60万円台が一番高くなっています

ただ70万円台以降の割合はどの年代でも大差はありません

なのでAccessの案件単価相場が70万円台にシフトしていくことはないでしょう。

2019年に少し需要が伸びているのは、Windows10へのアップデートの影響があったのかもしれません。

Accessとは

Accessとは、マイクロソフト社により開発されたデータベース管理システムの「ソフトウェア」です。
正式名所は、「Microsoft Office Access」でExcelなどのMicrosoft Officeと同じうようなものです。

そのためAccessは、他RDBMSと比較されるよりはExcelと比較されることが多いです。

Accessはデータベースと開発環境と実行環境が一つにまとまっているのが特徴で、簡単にデータの管理や分析を行うことが可能です。

Excelと比較すると
大規模なデータ分析に向いており、より効率的に扱えるのでExcelの上位交換版と考えても良いかもしれません。

需要としては少し他と比べ劣りますが、比較的初心者でも扱いやすいという特徴もあるので、ぜひ学んでみてください!

MariaDBの案件単価相場

次にMariaDBの案件単価相場を紹介します。

MariaDBの案件単価は60万円台が相場になっています。
次いで70万円台が多くなっている状況です。

案件数からも分かるように、MariaDBの需要は現時点では高くはありません。

しかし、Oracle DBの移行を支援する機能が実装されていたり、GoogleがシステムにMariaDBを採用したりと、
現在急速にシェアを拡大している段階で今後需要が高くなってくることが予測されます。

実際他のRDBMSに比べ、50万円台より70万円台の方が案件数が多くなっています。

データで見るMariaDBの今後と将来性

MariaDBの案件単価の年推移はどうなっているのでしょうか?

案件数が少なく2017年からの3年分しかありませんが、2017年は70万円台の割合が高く、2018年より少し下がって60万円台が高くなっています。

また2018年から2019年にかけて70万円台80万円台といった高単価案件の割合が増えています

現在のシェア拡大の背景を考えると今後70万円台が相場になってもおかしくはないでしょう。

RDBMSの中でも注目のMariaDBです。

MariaDBとは

MariaDBは、MySQLのオリジナルコードの作者により開発された背景もあり、MySQLから派生したオープンソースのデータベース管理システムです。

MySQLの後継ともいわれており、MySQLとの高い互換性があります。
さらにはMySQLにはない独自の機能も搭載されています。

まだまだ全体のシェア率で見ると低いですが、
今急速に拡大しており、GoogleでもMySQLからこのMariaDBへ切り替えられました。
主要なLinuxディストリビューションでもMySQLから切り替えられている状況です

その影響もあって今後はレンタルサーバーでもMySQLではなく、MariaDBが主流となる可能性は高いでしょう。

またMariaDBは拡張可能なデータベースプラットフォームであるため、Webやクラウド・IoTといったアプリケーションや分析システムなど様々な用途で活躍できます

超注目株のRDBMSなのでデータベースエンジニアは要チェックですし、今後データベースエンジニアを目指す人にはおススメです!

Amazon Auroraの案件単価相場

最後にAmazon Auroraの案件単価相場を紹介します。

こちらは他RDBMSと比較しても高く、70万円台が案件単価の相場になっています。

次いで60万円台が高くはなっていますが、その次が100万円台となっておりまばらな状況です。

ただこれまで紹介してきたRDBMSの中でも案件数は少なく、需要はまだまだ低い状況です。

2014年に出てきたばかりなので、シェアが低いことは仕方がないでしょう。

ただMySQLやPostgreSQLとの互換性があり、両者より高速で高性能とのことですので今後需要が高まる可能性は高いです。

※案件数が少なく年推移は出せませんでした。。

Amazon Auroraとは

Amazon Auroraは、2014年にAmazon Web Servicesによってクラウド向けに開発され提供されているデータベース管理システムです。

リリース時にはすでにMySQLとの互換性を持たせており、2017年にはPostgreSQLとの互換性を追加しています。

パフォーマンスは、「MySQLの5倍」「PostgreSQLの最大3倍」も高速であると言われています。
また耐障害性自己修復機能を備えており耐久性も高いのも特徴の一つです。

Amazonが提供していることからも分かるように、スピードと安全性の面で優れています

まだまだ出始めではありますが、今後他RDBMSにどのような影響を与えるのか?そしてどう需要を拡大していくのかはチェック必須です!

データベースエンジニアを目指すのであれば、可能性を信じ学んでみても面白いかもしれません!

まとめ

これまで「IBM DB2」「Oracle DB」「Access」「MariaDB」「Amazon Aurora」の5つの案件単価相場と案件単価年推移を紹介してきました。

Oracle DBが今のとこシェアNo.1ですが、MariaDBAmazon Auroraなどの比較的新しいRDBMSが出てきており、今後の需要の変化には注目しなければならない状況です。

またこれらのRDBMSは大手企業が絡んでいるケースが多く、企業次第では需要が大きく変わるでしょう。

これからデータベースエンジニアを目指す方はぜひ参考にしてください!