スマホアプリ開発エンジニアはAndroidとiPhoneのどちらが稼げるのか?

SKILL 職種

多くの人が持っているスマートフォン向けにアプリケーションを開発するエンジニアをスマホアプリ開発エンジニアと言います。

そして、スマホアプリ開発エンジニアの中でもiPhoneなどiOSが搭載されているスマホのアプリを開発するエンジニアをiOSエンジニア、XperiaなどAndroidが搭載されているスマホのアプリを開発するエンジニアをAndroidエンジニアと言います。

そこで今回は、このiPhoneアプリ開発とAndroidアプリ開発ではどちらのエンジニアが稼げるのかをそれぞれの単価相場やメインのプログラミング言語の単価相場を比較していきます。

また、iOSエンジニアAndroidエンジニアの需要なども比較やiPhoneアプリ開発とAndroidアプリ開発の違いなども解説していきますので、スマホアプリ開発エンジニアを目指す方で、どちらを目指すべきか迷っている方など参考にしてください。

AndroidエンジニアとiOSエンジニアの単価相場の比較

AndroidエンジニアとiOSエンジニアの単価相場には差はありません

どちらも70万円台の案件が一番多くなっており、60万円台の案件が次いで多くなっていますので、AndroidエンジニアとiOSエンジニアの単価相場は60~70万円台で同じです。

ただ全体的にAndroidエンジニアよりもiOSエンジニアの方が高単価の案件が割合体には多い傾向にあるようです。

ちなみにフリーランスエンジニア専門エージェントNo.1の『レバテックフリーランス』でAndroidとiOSの案件を検索したところ、どちらも80万円台の案件が一番多くなっています。(※2021年8月実績)

またそれぞれの単価相場には差はないようです。

KotlinとSwiftの単価相場の比較

Androidアプリ開発に使用されるプログラミング言語である『Kotlin』とiPhoneアプリ開発に使用されるプログラミング言語である『Swift』の単価相場も比較してみます。

Androidアプリ開発に使用されるKotlinとiPhoneアプリ開発に使用されるSwiftでは単価相場に若干の差があり、Kotlinの方が単価相場は高い傾向にあるようです。

Kotlinは80万円台の案件が一番多くなっており、次いで多い70万円台と60万円台の割合に差はあまり無いので、単価相場は60~80万円台です。

Swiftは70万円台の案件が一番多くなっており、次いで60万円台が多いので、単価相場は60~70万円台です。

さらに80万円台以上の高単価の案件もKotlinの方が割合的には多い傾向にありますので、SwiftよりもKotlinの方が稼げる可能性の高いプログラミング言語であるようです。

ちなみにレバテックフリーランスでKotlinの案件を検索すると、Kotlinは80万円台の案件が一番多く次いで90万円台の案件が多くなっています。(※2021年8月実績)

またSwiftの案件を検索するとKotlinと同じく80万円台の案件が一番多いのですが、次いで多いのは70万円台の案件となっており、Kotlinよりも単価感は低いようです。(※2021年8月実績)

AndroidエンジニアとiOSエンジニアの平均単価と中央値の比較

AndroidエンジニアとiOSエンジニアの『平均単価』『平均Min単価』『平均Max単価』『中央値』も比較します。

平均単価平均Min単価平均Max単価中央値
Androidエンジニア770,000690,000800,000700,000
iOSエンジニア760,000690,000790,000700,000

AndroidエンジニアとiOSエンジニアの平均単価や中央値などの差は殆どありません

どちらも年換算すると平均年収は900万円以上となっており、年収840万円以上の案件が半数となっています。

スマホアプリ開発エンジニアであるAndroidエンジニアとiOSエンジニアは、非常に稼げる職種であるようです。

ちなみにレバテックフリーランスでAndroidとiOSの案件を検索すると、どちらも平均単価76万円で最高単価125万円となっています。(※2021年8月実績)

KotlinとSwiftの平均単価と中央値の比較

KotlinとSwiftの『平均単価』『平均Min単価』『平均Max単価』『中央値』も比較します。

平均単価平均Min単価平均Max単価中央値
Kotlin820,000710,000860,000800,000
Swift840,000770,000870,000750,000

KotlinとSwiftの平均単価は2万円の差となっており大きな差はありません。

ただ年換算するとKotlinの平均年収は984万円でSwiftの平均年収は1,008万円となりますので、インパクトには差があるかもしれません。

平均単価ではSwiftの方が若干高い傾向にありますが、中央値はKotlinの方が5万円高くなっています。

年換算するとKotlinは960万円以上の案件、Swiftは900万円以上の案件がそれぞれ半数を占めています。

KotlinとSwiftのどちらも非常に稼げるプログラミング言語であるようです。

ちなみにレバテックフリーランスでKotlinとSwiftの案件を検索すると、どちらも最高単価は125万円と同じですが、平均単価はKotlinが82万円でSwiftは79万円でKotlinの方が3万円高くなっています。(※2021年8月実績)

AndroidエンジニアとiOSエンジニアの需要の比較

日本ではAndroid端末のスマホよりもiOS端末であるiPhoneの方が使用している人が若干多いと言われていますが、世界でみるとiOS端末よりもAndroid端末のスマホを使用している人の方が圧倒的に多いです。

そこでAndroidとiPhoneのどちらのスマホアプリ開発の需要が高いのか?比較していきます。

まずAndroidとiOSの案件数をレバテックフリーランスで検索すると、Android案件は約1,500件でiOS案件は約1,000件となっており、Android案件の方が多くなっています。(※2021年8月実績)

またその他のフリーランスエンジニア向けの案件サイトでも比較的iOSエンジニアの案件よりもAndroidエンジニアの案件の方が多い傾向にあります。

つまりAndroidエンジニアの方がiOSエンジニアよりも活躍の場がある結果となっています。

KotlinとSwiftの需要の比較

KotlinとSwiftの需要も比較していきます。

KotlinとSwiftの案件数をレバテックフリーランスで検索すると、Kotlin案件は約600件でSwift案件は約1,000件となっており、Swift案件の方が多くなっています。(※2021年8月実績)

KotlinはAndroidアプリ開発の推奨言語でありSwiftはiPhoneアプリ開発に最適な言語で、それぞれスマホアプリ開発に欠かせないプログラミング言語ですが、そのKotlinとSwiftで比較するとSwiftの方が活躍の場は多くなっています。

稼げるのはAndroidエンジニア?iOSエンジニア?

AndroidエンジニアとiOSエンジニアについて単価相場や年収、需要を解説していきましたが、結論どちらも非常に稼げる職種となっています。

つまりAndroidやiOSのOSにかかわらずスマホアプリ開発エンジニア自体が需要が高く稼げる職種であることが分かります。

どちらも年収1,000万円を目指す事が十分可能で高単価の案件が豊富にありますので、エンジニアとしてスマホアプリ開発エンジニアを目指すのはおすすめです。

ただもし仮にAndroidエンジニアとiOSエンジニアのどちらがおすすめかを選ぶ場合、Androidアプリ開発の推奨言語であるKotlinよりもiPhoneアプリ開発に最適な言語であるSwiftの方が需要が高いので、iOSエンジニアの方がおすすめかもしれません。

AndroidアプリとiOSアプリの開発の違い

AndroidエンジニアとiOSエンジニアはどちらもスマホアプリ開発エンジニアではありますが、それぞれ職種が分かれているように、Androidアプリ開発とiPhoneアプリ開発では様々な点が違います。

いくつか代表的な違いを解説していきます。

  • OS
  • シェア
  • プログラミング言語
  • 登録料金
  • 審査基準

OS

スマートフォンの機種によって搭載されているOSは違います。

例えばiPhoneにはApple社が提供して居るiOSというOSが搭載されており、その他のXperiaなどのスマホにはAndroidというGoogle社が提供しているOSが搭載されています。

ちなみに基本的にスマートフォンのOSは、AndroidとiOSの2つが大半を占めています

OSが違うからと言ってアプリを使用するユーザーにとっては大きな影響はありませんが、スマホアプリを開発する側にとってこの違いは大きなことですので、AndroidとiOSでどういった差があるのかなどは知っておく方が良いでしょう。

シェア

日本ではAndroidとiOSのシェア率は、若干iOSの方が高いと言われてはいますが大きな差はない状況です。

ただ世界でみるとiOSよりもAndroidの方がシェア率は圧倒的に多くなっています。

基本的にスマホアプリを開発をしていく場合、AndroidアプリとiPhoneアプリの両方をリリースする想定で進めていきますが、リソースや資金などが足りない場合はどちらかを優先させる場合もあります。

その時に、このシェア率の差がスマホアプリ開発の優先度の差になってきます。

そういった背景もあり、日本ではiPhoneアプリはあってもAndroidアプリが無いという場合も多々見受けられます。

プログラミング言語

Androidアプリ開発とiPhoneアプリ開発では、開発に使用されるプログラミング言語は違います。

Androidアプリを開発する際には、推奨言語であるKotlinもしくは、人気の高いプログラミング言語であるJavaが使用されています。

iPhoneアプリを開発する時は、Apple社がiPhoneアプリ開発用に作ったSwiftもしくは、古くからiPhoneアプリ開発を担っているObjective-Cが使用されています。

登録料金

開発したスマホアプリをiPhoneアプリの場合は『App Store』でAndroidアプリの場合は『Google Playストア』で配信していきますが、スマホアプリを配信するためにはそれぞれのデベロッパー登録をしなければなりません

そして、そのデベロッパー登録は無料ではなく有料となっています。iPhoneアプリを配信するためには、『Apple Developer Program』に登録する必要があり、年間11,800円が掛かります。

Androidアプリを配信するためには、『Google Play デベロッパー アカウント』に登録する必要があり、初回US$25が掛かります。

このようにそれぞれ登録料金が掛かります。

ちなみにiPhoneアプリを配信するよりもAndroidアプリを配信する方が安価に行えますので、個人で開発したスマホアプリを配信するにはAndroidアプリの方がおすすめかもしれません。

審査基準

スマホアプリはどんなものでも配信できる訳ではなく、審査し許可を得たものだけが配信できるようになっています。

そしてiPhoneアプリの場合は『App Store』でAndroidアプリの場合は『Google Playストア』で配信と配信するためのプラットフォームは異なりますので、iPhoneアプリとAndroidアプリとでは審査基準は異なります

ちなみにAndroidアプリの審査基準よりもiPhoneアプリの審査基準の方が厳しいと言われています。

最後に

スマホアプリ開発の中でAndroidアプリ開発とiPhoneアプリ開発のどちらが稼げるのか?それぞれの単価相場や年収を比較してきましたが、優劣はなくどちらも非常に稼げることが分かりました。

つまりAndroidとiPhoneに関わらず、スマホアプリ開発の需要は非常に高いということでしょう。

スマホアプリ開発エンジニアは年収1,000万円を目指せますので、これからエンジニアを目指す方にはおすすめの職種といえるでしょう。

AndroidエンジニアであればKotlin、iOSエンジニアであればSwiftをぜひ習得しましょう。