C++とC#の違いとは?それぞれの単価相場の比較や特徴を比較

SKILL プログラミング言語

『C++』と『C#』というC言語に影響を受けて開発された2つのC系言語がありますが、名前が似ていることから関係性を勘違いされている方もいるのではないでしょうか?

今回は、そのC++とC#の単価相場の違いや特徴の違いなどを比較しながら解説していきます。

  • C++とC#ではどちらが稼げるのか?
  • C言語とC++・C#の関係性は?
  • C++とC#の特徴の違いは?
  • C++とC#のどちらを目指すのが良いのか?

など疑問に応えられるよう、データを交えながら解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

C++とC#の単価相場の比較

まずは、C++とC#では、どちらの方が稼ぎやすいのか?C++とC#の単価相場の違いを比較していきます。

C++案件の単価相場は60万円台で、次いで50万円台、70万円台の案件が多くなっています。

C#案件の単価相場も60万円台で、次いで50万円台、70万円台の案件が多くなっています。

C++とC#ともに単価相場は同じ金額帯で、さらにその次に多い金額帯の案件も同じです。

つまり、C++とC#とでは単価相場及びその周辺の金額での差は殆どありません

ただ、それぞれ単体で見た時の単価相場やボリュームゾーンという数字で比較した場合は差はありませんが、それぞれの単価を軸に、C++とC#を比較した時には若干差があるようです。

それぞれの単価相場である60万円台以下の案件は、C#の方が多いのに対して、単価相場より高い70万円台以上の案件は、C++の方が多くなっています。

つまり、C++とC#の単価相場は同じものの、どちらが稼ぎやすいかという点で見るとC#よりもC++の方が優位な状況であることが分かります。また、C++であれば100万円以上というより高単価な案件を目指せる可能性もあります。

  • C++とC#の単価相場は同じ水準
  • C#よりC++の方が高単価な案件の割合は多いので稼ぎやすい

高単価を目指せるプログラミング言語を学びたくて、その中でC++かC#で迷っているのであればC++がおすすめです。

ただ、もちろんそれぞれ違うプログラミング言語ですので、用途が違いますし、それぞれ良い点悪い点があります。

では、C++とC#はどう違うのか?解説していきます。

C言語とC++及びC#の関係性

まず名前からも分かるように、C++とC#はともにC言語の影響を受けて開発されています。

その為、C言語との関係性は気になる点の1つでしょう。まずは、C++/C#それぞれとC言語の関係性について解説していきます。

C++とC言語の関係

まずC++とC言語の関係性から解説すると、C++はC言語を元に開発されており、C言語にはない機能の拡張、そしてC言語にオブジェクト指向を付け加えた、いわばC言語のアップグレード版のプログラミング言語です。

その為、それぞれ互換性があり似ているところも多数ありますので、C++とC言語は兄弟のような関係性(兄:C言語、弟:C++)となっています。

C言語の得意とするハードウェアの制御系の組み込み開発にももちろん対応でき、C++とC言語を一緒に使用して開発するケースも多々あります。

C++を習得するには、C言語を習得するための知識は必須で、追加でC++にしかない機能や概念を覚えていくイメージになりますので、C++とC言語はニアリーイコールのような関係とも考えても良いでしょう。

C++についてもっと知りたい方は下記も参考にしてみてください。

C#とC言語の関係

続いて、C#とC言語の関係性を解説します。

結論、C#はC言語の影響を受けて開発されてはいるものの、C#とC言語は全く別のプログラミング言語です。つまりC++とC#も全くの別物のプログラミング言語です。

全く別のプログラミング言語ですので出来ることや得意分野に違いはありますし、それぞれに互換性もありません。ただ、C言語の影響を受けているので似ている点は多々あります。その為、C#とC言語は親戚に近い関係性と言えるでしょう。

ちなみにC#は、マイクロソフト社によって開発されている背景もあり、Windowsやマイクロソフト社製品との相性が良いので、その領域での開発やゲーム、アプリケーションの開発で使用されます。

起源はC言語でありC#は、C系言語と言われてはいますが、全く違うプログラミング言語であることはきちんと把握しておきましょう。

C#についてもと知りたい方はこちらも参考にしてください。

C++とC#の特徴の違い

それでは、C++とC#とでは何が違うのかを解説していきます。

  • C言語との互換性
  • 得意領域
  • 学習難易度

C言語との互換性

先ほどC言語との関係性でも紹介したように、C言語との互換性の有無という違いがあります。

C++はC言語と互換性がありますので、C言語と一緒に利用することが出来たり、C++の環境でもC言語を利用して開発をすることが出来ます。

C#は、C言語から影響は受けているもののC言語と互換性はなく、C++とも全く別のプログラミング言語です。

得意領域

C++は汎用性の高いプログラミング言語ですので、基本なんでも対応できますが、その中でもハードウェア寄りの記述が出来る低水準言語の特徴も併せ持つため、ロボットや組み込み、OSなどの開発に向いています。

C#も比較的汎用性は高いですが、ハードウェア寄りの開発には向いていません。ただ、マイクロソフト社が開発したプログラミング言語ですので、WindowsOS環境での開発を得意としており、またC++よりもコードを書くのが容易なためC++よりもWebアプリケーションなどの開発には向いています。

学習難易度

プログラミング言語全体で見るとどちらも比較的難易度は高いですが、どちらかと言うとC++よりはC#の方が学習難易度は低いと言われています。

C++とC#で文法など似ている点もありますので、両方学んでみたいというのであれば、C#⇒C++と学んでいくのが良いかもしれません。

C++とC#はどちらがおすすめの言語か?

ここまでC++とC#の単価相場や特徴を比較してきましたが、どちらのプログラミング言語を習得することがおすすめなのでしょうか?

正直、C++とC#どちらが良いかというとどちらもおすすめですし、単価相場や需要という視点で見ても大差はありません。

その為自身の立場であったり今後やりたい開発などを考慮し、学習難易度や用途から選んでいくのが良いでしょう。

もし、特に今後やりたい開発という明確なものはなく、プログラミング初心者の方であれば、C#の方が学習難易度は低いのでおすすめです。

また、組み込み系の開発をしたいけどプログラミング初心者という方でも、C#とC++は似ているところも多いので、学習しやすいC#の方が良いかもしれません。

難しくても挫折しない気持ちが強い方は、C++からでも良いとは思います。

プログラミング経験者の方であれば、やはり今後したい開発に合わせて、C++かC#を選ぶべきでしょう。

ロボット開発など組み込み系の開発であれば、C++一択ですし、それ以外のアプリケーションの開発やゲームの開発などに進みたいのであればC#の方がおすすめです。

ただ、ゲーム開発であればC++であってもUnityやUE(Unreal Engine)などのゲームエンジンを使用したゲーム開発に使われるなどのケースもありますので、実際の案件を見ながら決めていく必要はあります。

こういった形で進めていくのが良いとは思いますが、どっちでも良いからとにかく高単価の案件を目指したいという考えであれば、現時点ではC++がおすすめかもしれません。

今回は、C++とC#の比較の為どちらがおすすめかという判断で記事を書いていますが、その他多くのプログラミング言語はありますし、いづれこれらC++やC#を学びたい人は、より学習難易度の低いJavaから学ぶなどの選択肢もあります。

あくまでC++とC#のどちらか?という内容ですのでご了承ください。

ただ言えることは、どちらも非常にニーズの高いプログラミング言語ですので、習得して仕事に困ることはないでしょう。

C++とC#に影響を与えたC言語についても知りたい方は下記も参考にしてみてください。