Docker案件の単価相場と将来性_フリーランスエンジニア向け
仮想化技術の一つとしてDockerが注目されています。
Dockerによりサーバー設定などのインフラ側とWebアプリケーションをひとまとめにすることができ、より開発がしやすい環境を作ることができます。
そんな今注目されているDockerの将来性を見ていきましょう。
案件単価相場と平均単価、案件単価の年推移データを元に分析していきます。
Dockerの案件単価相場
Dockerの案件単価相場はこちらです。

70万円台が案件単価の相場になっています。
やはり注目技術というだけあり、高い傾向にあります。
次いで60万円台80万円台と続いており、60万円台~80万円台がボリュームゾーンとなっています。
Dockerの平均単価と中央値
2019年のDockerの「平均単価」「平均Min単価」「平均Max単価」「中央値」はこちらです。

平均単価は80万円で、中央値は75万円となっています。
非常に高額になっていて、上の案件単価相場グラフと比較すると2019年でさらに伸びている印象にあります。
また平均Min単価は75万円となっており、Dockerは現状70万円台以上は稼ぐことのできる技術であることが分かります。
データで見るDockerの将来性
Dockerの案件単価の年推移はこちらです。

どの年代も70万円台の割合が高くなっています。
2018年で60万円台の割合が増えており少し下がっている印象にありますが、2019年では少し伸び60万円台の割合は減り80万円台の割合が高くなっています。
そして110万円台以上の案件も2019年で増加している傾向にあります。
このDockerによるコンテナの仮想化技術は現在注目を集めており、現在ではAWSやMicrosoft AzureなどがDockerと連携して利用する「kubernetes」サービスを導入しており注目されています。
まだまだ日本では案件数自体は多くない状況ですが、AWSやMicrosoft Azureの日本での普及を考えると今後さらに伸びてくるでしょう。
実際に上のグラフを見る限り2019年は伸びているのが現状です。
今後に期待のできる技術の一つです。
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Dockerと仮想化マシンとの違い
Dockerは仮想化技術の1つですが、その他の仮想化技術として仮想化マシンが挙げられます。
代表的な仮想化マシンは「VMware」などがあります。
その仮想化マシンとの違いは何でしょうか?
一言で言うとDockerはコンテナの仮想化で、仮想化マシンはOSの仮想化です。
イメージで言うとコンテナの仮想化とOSの仮想化では、間に入る商流の数が違うという感じです。
(※ざっくりとしたイメージですので正しく教えていただける方がいればご指摘ください)
コンテナの方が少ないので、その分メリットがあります。
Dockerのメリット
Dockerのメリットは、軽くて速いという点があります。
Dockerの場合すでにOSが立ち上がっている状態なのでサーバーの起動時間は必要ありません。
さらにメモリの使用量は少ないのでサーバーへの負荷も少なく同時にたくさんの処理を行えます。
そのため開発に適した環境を作ることができます。
またDockerには共有サービスの「Docker Hub」があり、優れたものを取捨選択し効率よく開発できる環境も整っています。
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Dockerとは
Dockerは2013年に開発されたコンテナを仮想化するオープンソースのソフトウェアです。
基本的にはLinux上で動作するツールですが、「Docker for Mac」や「Docker for Windows」によりMacやWindows上でも利用することができます。
Dockerを使用することで、様々なサーバーやアプリケーション環境を簡単に構築ができるので今後は欠かせない技術でしょう。
案件数から見ても分かるように日本での普及率はまだまだの状態ですが、案件単価も高く今後はさらに需要が高まるでしょう。
またDockerには人気の高いGo言語が使用されています。
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学習難易度は少し高めではありますが、開発をより早く進めるためには今後欠かせない技術になるので、ぜひ学んでみることをおすすめします。