フリーランスエンジニアになって後悔しないために事前に準備しておくべき事とは?

BUSINESS フリーランス

誰でも目指すことができ、今では一般的な働き方になってきているフリーランス。

しかし、何の準備もせずに安易にフリーランスになってしまうと後悔してしまう可能性もあります。

そこで今回は、フリーランスの中でもITエンジニアとして活躍するフリーランスエンジニアにフォーカスし、フリーランスエンジニアになった後に後悔しないために事前に準備しておくべき事を解説していきます。

  • フリーランスエンジニアになったら後悔しないか?
  • フリーランスエンジニアになるために何を準備するべきなのか?

不安に思っている方向けに詳しく解説していきます。

フリーランスエンジニアになる前に必要な準備

フリーランスエンジニアをになれば、厚生年金に加入することは出来ず、福利厚生や社会保険等も基本はありません。

さらに、仕事を自身で獲得する必要があり、確定申告など経理関連の作業も自身でするなど、正社員時代にはしなくても良かったことをしなければならなくなります。

その上、もちろん仕事もきちんとしていかなくてはなりません。

このように、フリーランスエンジニアになれば正社員時代と比べれば大きく環境が変わりますので、フリーランスエンジニアになる前に様々な準備をしておくのが良いでしょう。

フリーランスエンジニアになる前にすべき具体的な準備はこちらです。

  • 案件を獲得できる環境を作る
  • スキル相場や適正価格の把握
  • 老後資金の準備
  • コミュニティサイトへの参加の検討
  • 経理関連のサービスの活用の検討
  • 福利厚生や社会保険となるサービスの活用の検討

それではそれぞれ具体的に解説していきます。

案件を獲得できる環境

フリーランスエンジニアになっても就職・転職活動のように、案件の獲得をしていかなければなりません。

そして急遽契約が終了する場合も十分ありえますので、収入を不安定にさせないためにもどんなタイミングであっても案件を獲得できる環境を作っておく必要があります。

その為、フリーランスエンジニアになる前に確実に案件を獲得できる環境を作っておく必要があります。

フリーランスエンジニアにとって案件を獲得する方法は、大きく4つです。

  • フリーランスエンジニア専門エージェント
  • 人脈
  • 営業
  • サービスの活用

可能であれば全て並行で活用し、フリーランスエンジニアとして収入が不安定にならないための環境を作っていきましょう。

また獲得方法によって違うメリットとデメリットがありますので、そちらもきちんと把握しておきましょう。

フリーランスエンジニア専門エージェントに案件の紹介を依頼するメリットとデメリット

フリーランスエンジニア専門エージェントは、非常に多くの案件を抱えています。案件のデータベースと認識して頂い良いでしょう。

その為、急遽契約が終了するなどのタイミングであってもフリーランスエンジニア専門エージェントを頼れば、期間を開けずに案件を獲得しやすいですし、多くの案件を効率よく集めることができます。

ただ、フリーランスエンジニア専門エージェント経由で契約が決まった場合、最低1社のマージンは発生しますので、直接エンドユーザー企業と契約するよりも単価は低くなってしまうデメリットはあります。

それでも収入を不安定にさせない保険としてフリーランスエンジニア専門エージェントは活用すべきでしょう。

また、フリーランスエンジニア専門エージェント企業は数多くあります。

エージェント毎で抱えている案件の種類や営業力など様々な差がありますので、いざ活用する場合は自身にあった優良なエージェント企業を見つけていく必要があります。

その為にも複数のエージェント企業を活用して案件の紹介の依頼をするのがおすすめです。

人脈経由で案件を獲得するメリットとデメリット

過去の就業先の人やSNS等で知り合った方など人脈経由で案件を獲得しているフリーランスエンジニアも多いと思います。

フリーランスエンジニア専門エージェント程効率的とは言えませんが、実績が豊富で人脈が広い方であれば、都度案件の紹介をしてもらえる環境にすることは可能でしょう。

そして、エンドユーザー企業と直接契約をできる可能性も高いので、マージンを抜かれることなく高単価な案件を獲得できる可能性は高いです。

ただ、受動的な案件の獲得方法ですので、必ず欲しいタイミングで案件が紹介されるとは限りません。

また、案件を紹介してくれたもののマージンを抜いている人もいます。

エンドユーザー企業と直接契約できるような案件を継続的に紹介してもらうためには、広い人脈に加え豊富な実績も必要になりますので、この獲得方法をメインにするためには時間が掛かるでしょう。

別の方法で案件を獲得し、豊富な実績を作りつつ人脈作りもしていき、将来的な案件の獲得方法として見ておく方が良いかもしれません。

自身で営業をして案件を獲得するメリットとデメリット

かなり労力がかかるやり方ですが、ネットで検索するなど情報を収集し、自身で営業をして案件を獲得することも出来ます。

この方法であればエンドユーザー企業に絞って行う事ができますので、確実にエンドユーザー企業の案件を獲得することが出来ます。

ただ、時間と労力がかかりますし、タイミングよく案件を獲得できるとは限りません。

その他の案件の獲得方法と並行して行うのがベストでしょう。

その他のサービスを活用して案件を獲得するメリットとデメリット

フリーランスエンジニアが案件を獲得できるサービスとして、フリーランスエンジニア専門エージェントやエンドユーザー企業とマッチングできるプラットフォームサービスがあります。

多くの案件を横断的に検索できますので、効率よく進めることが出来ます。また、サービスのよってはエンドユーザー企業と直接マッチングが出来ますので、そのサービスであればメリットは大きいでしょう。

ただ、フリーランスエンジニア自身は無料で利用できるものの利用している企業側は、何かしらのお金を支払っています。

その為、プラットフォームサービスを経由してマッチングするとプラットフォームサービスを経由せずに直接マッチングするよりも単価が低くなる可能性はあります。

プラットフォームサービスは案件探しには非常に効率的に行える最適なサービスと言えますが、いざ契約をする場合にデメリットが生じてしまう可能性もありますので、注意しましょう。

スキル相場や適正価格の把握

次にフリーランスエンジニアになる前にすべき事は、自身のスキルの相場や適正価格の把握をしておくことです。

フリーランスエンジニアになると稼げるからと言って極端に高く設定している人もいますし、正社員時代の給料の額に縛られすぎて低く見積もっている方もいます。

自身のスキルの相場や適正価格を高く見積もってしまうと、希望金額が高いという理由だけで見送られることもよくあり、結果、案件を獲得できないことに繋がってしまいます。

また低く見積もっていると案件は獲得しやすいかもしれませんが、エンドユーザー企業としては出来るだけ発注単価を抑えたいですし、フリーランスエンジニア専門エージェントも利益(マージン)を多く取りたいので、本来もっと高単価を狙える案件でも低単価での受注になってしまう可能性があります。

どちらの場合もデメリットがありますので、相場や適正価格を把握しておきましょう。

ちなみに理想としては、実際の相場より気持ち高いくらいを想定しておくのが良いです。

では、自身のスキルの相場や適正価格を知る方法を紹介します。

  • ネット検索
  • フリーランスエンジニア専門エージェントに相談
  • 掲載されている案件を調査
  • フリーランスエンジニアとして活躍している人に相談

ネット検索

今では多くの情報がネットで検索すれば出てきますので、手っ取り早く済ませるのであればネット検索がおすすめです。

『プログラミング言語などのスキル名』と『単価相場』を組み合わせて検索すればすぐに単価相場の情報が出てくるでしょう。

ちなみに単価相場の情報を掲載しているサイトは、フリーランスエンジニア専門エージェントのサイト内であるケースが多いです。

ただ、フリーランスエンジニア専門エージェントはマージンを抜く必要がありますので、掲載している案件の単価は、本来のエンドユーザー企業の発注単価よりも低くなっているケースがほとんどです。

その為、ネット検索で出てきた情報をそのまま鵜吞みにするのではなく、マージンの金額も想定して自身のスキルの相場を設定するのが良いでしょう。

本ブログでも単価相場等の情報を配信していますので、参考にしてみて下さい。

フリーランスエンジニア専門エージェントに相談

フリーランスエンジニア専門エージェントでは、無料相談を行っているエージェントもありますし、面談時等で相談すれば教えてくれる場合もあります。

ただ、自社のマージンのことを考えてあえて低く相場を言うエージェントもありますので注意しましょう。

エージェントは市場に対してアンテナが高くないといけないので、ある程度相場をしっているとは思いますので、聞いてみるのも良いでしょう。

掲載されている案件を調査

実際の案件ありきで調べていきたい人は、サイトに掲載されている案件を元に自身のスキルで対応できるものを集めて単価を調査してみるのも良いでしょう。

スキルといっても組み合わせや出来ることなど千差万別ですので、手間は掛かりますが一番正確に自身のスキルの相場を把握しやすいかもしれません。

ただ、基本的に見るサイトはフリーランスエンジニア専門エージェントのサイトになるかと思いますが、出来るだけエンド直の案件を多く抱えているエージェントのサイトにしましょう。

商流が2社以上の案件が多いと相場が低くなってしまいます。またプラットフォームサービスで相場を調査するのは効率的ですが、同様の理由で辞めておくことをおすすめします。

フリーランスエンジニアとして活躍している人に相談

フリーランスエンジニアとして活躍している人に相談するのも良いでしょう。

フリーランスエンジニア専門エージェントに相談するようなビジネス感無く回答してくれるので信ぴょう性も高いでしょう。

ただ、必ず相場を知っている訳ではないので、一つの手段として考えておくのが良いかもしれません。

老後資金の準備

続いて紹介するフリーランスエンジニアになる前にすべき事は老後資金の準備です。

フリーランスエンジニアは厚生年金へ加入できませんので、将来的にもらえる年金は正社員等に比べて少なくなりますし、もちろん退職金もありません。

その為、自身でこれらの資金を準備する必要があります。

単純に貯蓄という手段もありますが、その他にも様々な制度を活用して老後に備えることをおすすめします。

具体的にフリーランスエンジニアが老後資金を準備するのに活用するべきおすすめの制度は3つあります。

  • 国民年金基金
  • iDeCo(個人型確定拠出年金)
  • 小規模企業共済

これらは下記記事で詳しく解説しておりますので、参考にしてください。

現時点で老後にもらえるお金や老後前後で必要になるお金などを想定したマネープランやライフプランを作成し、それに合わせてこれら制度を活用してみてはいかがでしょうか。

どれも節税の効果がありますので、早めに活用しておくべき制度です。

コミュニティサイトへの参加の検討

続いて紹介するフリーランスエンジニアになる前にすべき事は、コミュニティサイトへの参加を検討することです。

要は、積極的に人脈を作ることを想定しておくことです。

人間には社会的欲求というものがあり、集団に帰属したがる生き物です。どこにも所属する場所がなく基本1人であるフリーランスエンジニアがこの欲求を満たすためにはコミュニティサイトへ参加するのが手っ取り早いでしょう。

また人脈があることは、案件の獲得にも繋がりますし、相場や市場感の共有などの情報交換も行えるなど様々なメリットがあります。

その為、フリーランスエンジニアになるのであればコミュニティサイトへの参加をおすすめしますし、事前にその検討をしておくのが良いでしょう。

ちなみにフリーランスエンジニアであれば、同じフリーランスエンジニアに特化したコミュニティサイトがおすすめです。

経理関連のサービスの活用の検討

フリーランスエンジニアになれば、自身で確定申告を行う必要がありますが、これは非常に面倒です。

そして、確定申告は毎年しなければなりません。

また、節税を考えるのであれば毎月の帳簿付けなど経理面の管理も常にしておく必要がありますので、より時間と手間が掛かります。

ただ、毎月の帳簿付けから管理、確定申告までをより効率的に進めることができるサービスが今では多くあります。

フリーランスエンジニア専門エージェントが福利厚生の一環として、こういった経理系のサービスを提供するなど、今では多くのフリーランスエンジニアが、サービスを活用して経理作業を行ています。

確定申告などの大変さは、実際にフリーランスエンジニアにならないと分からないので、経理作業をやりたくないとなる事を想定して活用の検討をしておくことをおすすめします。

福利厚生や社会保険となるサービスの活用

フリーランスエンジニアになればもちろん福利厚生はありませんし、社会保険となるものもありません。

ただ、こちらに関しても独自で福利厚生や様々な補償を付けることが出来ます。

もちろん必ずしておくべき事ではありませんが、病気等で収入を得られない期間が発生するリスクがフリーランスエンジニアにはありますし、病気にならないためにも安く検診を受けられる方が良いです。

様々なリスクが考えられますので、どういった福利厚生を独自でつけられるのかやどういった補償を受けられるのかなどフリーランスエンジニアになる前に調査しておく方が良いでしょう。

そして必要と感じるのであれば、活用をおすすめします。

最後に

フリーランスエンジニアと正社員であれば大きく環境が変わりますので、今回はフリーランスエンジニアを目指すにしても不安に感じる方に向けて、フリーランスエンジニアになる前に準備すべき事を紹介してきました。

中には、人によって必要な準備ではないものもあるかもしれませんが、目を通しておいて損は無いでしょう。

不安を取り除いて安心してフリーランスエンジニアになるためにもぜひ参考にしてください。