フリーランスエージェントは利用した方が良い?利用するメリットとデメリット、利用時の注意点を紹介

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案件を獲得する手段の一つとして多くのフリーランスエンジニアが利用するフリーランスエンジニア専門エージェントがあります。

ただ、このフリーランスエンジニア専門エージェントは利用するべきなのかどうか?気になる方もいるでしょう。

そこで今回は、フリーランスエンジニアが案件を獲得するためにフリーランスエンジニア専門エージェントを利用するべきなのかどうかをメリットやデメリットなどを踏まえて紹介していきます。

フリーランスエンジニア専門エージェントを利用するべきかどうかを判断するためにメリットやデメリットなどを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

フリーランスエンジニア専門エージェントを活用するメリット

まずフリーランスエンジニアがフリーランスエンジニア専門エージェントを活用するメリットは4つです。

  • 収入の不安定さの解消
  • 優良な案件の獲得
  • 案件獲得に掛かる時間の削減
  • 福利厚生

では、それぞれ解説していきます。

収入の不安定さの解消

フリーランスエンジニアになると「収入が不安定」という問題があります。

この原因はフリーランスエンジニアという働き方によるものではありますが、案件を継続的に獲得できる環境を作ることが出来れば大きな問題ではありません。

そして案件を継続的に獲得できる環境は、フリーランスエンジニア専門エージェントを利用することで概ね解決することが出来ます。

フリーランスエンジニア専門エージェントは、1社で数千単位で案件を抱えている企業も多く、フリーランスエンジニアにとっては案件のDBと言っても過言ではありません。

その為、よっぽど条件が厳しいといった問題がない限り、必要なタイミングで案件を紹介をしてもらうことが出来ます。

フリーランスエンジニアは、予算の縮小など、様々な要因によって突然の契約終了を言われる可能性が高いポジションですが、そういった場面であってもフリーランスエンジニア専門エージェントを利用することでしっかりと案件を獲得し、安定した収入を得ることを実現できるメリットがあります。

優良な案件の獲得

フリーランスエンジニア専門エージェントは多く案件を抱えているということは先ほどお伝えしましたが、案件が多くあるメリットは『収入の不安定さを解消』するだけではなく、高単価の案件など優良な案件を獲得しやすいことにも繋がります。

単純に量が多ければ案件の単価やその他条件の良し悪しを比較しながら取捨選択できますので、より良い案件を選択できる可能性は高まります。

また案件の発注元であるエンドユーザー企業の中には、フリーランスエンジニアと直接契約することを嫌がる企業もありますので、そういった案件はフリーランスエンジニア専門エージェント経由だからこそ獲得することが出来ます。

このようにフリーランスエンジニア専門エージェントを利用することで、本来獲得できない案件も獲得することができますし、少ない案件の中から選ぶよりも多くの案件の中から選ぶ方がより自身の希望にあった案件を獲得しやすくなるメリットがあります。

案件獲得に掛かる時間の削減

フリーランスエンジニアは、フリーランスエンジニア専門エージェントを利用しない場合、自身で営業活動をして案件を獲得しなければなりません。

また一つの案件を獲得し書類選考や面談を進めていっても必ず契約できるとは限りませんので、必然的に複数の案件を獲得していくことになるでしょう。

それを日々発生する仕事や経理などの作業をしながら、合間を縫って行わなければなりません。

つまり、基本自身でやらなければならないことが多いフリーランスエンジニアにとって、案件獲得のための営業活動は非常に手間のかかるものです。

しかし、フリーランスエンジニア専門エージェントを利用すれば営業活動の手間は解消され、提案や面談の日程調整、条件面での交渉等までを行ってくれます。

このように本業である仕事に集中しやすい環境を作ることが出来ます。

福利厚生

フリーランスエンジニア専門エージェントの中には、福利厚生を提供している企業があり、最近ではそういったエージェント企業も少なくありません。

基本的にフリーランスエンジニアにとって福利厚生がないというのが多くの方の共通認識ですが、フリーランスエンジニア専門エージェントを利用し、そのエージェント経由で案件に参画することで福利厚生を受けることが出来るようになります。

中には福利厚生は必要ないという考えの方もいるかもしれませんが、新型コロナウイルスのようなパンデミックが発生した時などを想定すると最低限の福利厚生を欲しいと考えるフリーランスエンジニアも少なくないでしょう。

単に効率的に多くの案件を獲得するためだけではなく、フリーランスエンジニア専門エージェントを利用することで福利厚生などサポート面での安心感を得られるメリットがあります。

ちなみにフリーランスエンジニア専門エージェントが提供している福利厚生の例は下記のようなものがあります。

  • 所得補償制度
  • 人間ドックや健康診断の提供
  • 確定申告サービスの割引
  • ジムやマッサージなどヘルスケアサービスの利用優待制度
  • 書籍など勉強費用の補助
  • 保険の負担

提供している福利厚生のラインナップを元にフリーランスエンジニア専門エージェントを利用することも検討してみても良いかもしれません。

フリーランスエンジニア専門エージェントを利用するデメリット

フリーランスエンジニア専門エージェントを利用するデメリットは2つです。

  • 収益の低下
  • 登録の手間

それぞれ解説していきます。

収益の低下

フリーランスエンジニア専門エージェントを利用し案件に参画した場合、必ず『マージン』が発生します。

案件を紹介してもらっていますので、必要経費として仕方がない事ではありますが、意外と無視できない金額になります。

フリーランスエンジニア専門エージェントのマージンは率で定義されていることが多く、10%~15%が平均と言われています。

そこで例えば、利用しているフリーランスエンジニア専門エージェントのマージン率が10%で、自身の受注単価が70万円だとします。

その場合、フリーランスエンジニア専門エージェントは発注元より約78万円で受注している計算になりますので、月間約8万円のマージンが抜かれていることになります。

そして1年間その案件で稼働すると年間で約100万円がマージンとして抜かれることになります。

もちろんその案件はフリーランスエンジニア専門エージェントを利用したからこそ出会えた案件かもしれませんが、100万円という金額は非常に大きいです。

案件紹介料として年間100万円払っていると考えると、必要経費とは思えない方も多いのではないでしょうか?
フリーランスエンジニア専門エージェントを利用することは、このマージンは必ず発生し避けては通れません。

この『マージン』は最大のデメリットと言えるでしょう。

登録の手間

フリーランスエンジニア専門エージェントを利用する場合、Webサイトで検索し登録をする必要があります。

単純に情報を入力して登録するだけではなく、フリーランスエンジニア専門エージェントの担当者との面談も行う事が一般的です。

そして複数社に登録するのであれば、それを複数社に対して行わなければなりませんので、手間と時間が掛かってしまいます。

ただ自身で営業活動をするよることを考えれば大きなデメリットでは無いかもしれません。

フリーランスエンジニア専門エージェントは利用する時の注意点

フリーランスエンジニア専門エージェントを利用することは、様々なメリットがあります。

マージンが発生するという大きなデメリットはあるものの仕事が無ければそもそも収入が途絶えてしまいますので、仕事を継続的に獲得するためにも、利用しておくことをおすすめします。

ただ、利用するにはいくつかの注意点があります。

  • 依存しない
  • 複数社利用する

それぞれ解説していきます。

依存しない

効率的にタイミングよく案件を獲得し収入を不安定にさせないためにもフリーランスエンジニア専門エージェントの利用は必要不可欠です。

また、先ほどデメリットでもお伝えしたようにフリーランスエンジニア専門エージェントを利用すれば必ず『マージン』が発生しますが、人脈等を使い自身で獲得した案件よりもフリーランスエンジニア専門エージェントから紹介された案件の方が単価が高い場合も多々あります。

しかし、そのデメリットの例でも出したように年間で100万円がマージンとして抜かれている例も少なくありません。

仮に今後20年間フリーランスエンジニアとして働くとし、ずっとフリーランスエンジニア専門エージェントを利用するとすると計2,000万円がマージンで失うことになります。

つまり、人脈等を使いフリーランスエンジニア専門エージェントを利用せずとも希望の案件を獲得できる環境は作っていかないといけません。

こういったメリットとデメリットを考えるとフリーランスエンジニア専門エージェントを利用しつつもそれだけに依存しないことが重要なことだと言えるでしょう。

複数社利用する

フリーランスエンジニア専門エージェントは、1社利用するだけであっても多くの案件を効率的に獲得できるメリットはあります。

ただ、エージェント企業によって差があります。

例えば、エンド直などより商流の浅い位置で案件を多く獲得できる営業力やマージン率の差、また担当者の質など様々です。

それにより、全く同じ案件であっても単価に差があったり、サポートに差があったりするなど差が出てきます。
しかし、登録が手間などの理由で1社しか利用しない場合、そのフリーランスエンジニア専門エージェントが良いエージェントなのかは分かりません。

それを見極めるためには、複数社のエージェントを利用し比較する必要があります。

その為、折角フリーランスエンジニア専門エージェントを利用するのであれば、複数社を利用することをおすすめします。

まとめ

フリーランスエンジニア専門エージェントを利用するメリットとデメリットを紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。

今後フリーランスエンジニアとして長く活躍していくためには、しかっりとメリットとデメリットを把握し利用していく必要があるでしょう。

ぜひ参考にしてください。