AndroidアプリのJava開発案件の需要と将来性をデータを元に解説

将来

Androidアプリ開発の推奨言語といえばKotlinですが、長年Javaによる開発が主流でした。

そのため現時点でもJavaによるAndroidアプリ開発の案件は豊富にありますが、今後は減少するのではないかと想定されます。

では実際はどうなのか?これまでの年単位でのJavaによるAndroidアプリ開発の案件の単価相場の推移を元に見ていきましょう。

データで見るAndroidアプリのJava開発案件の将来性

AndroidアプリのJava開発案件の単価相場の推移をみるとかなりバラツキのあるグラフになっています。

ボリュームゾーンとしては60~70万円台ではあるのですが、年ごとに60万円台と70万円台を行き来している状況です。

Androidアプリ開発という市場的にはニーズの高い領域であっても安定していない背景として、やはりKotlinの影響はあるのではないかと予測できます。

もう少し詳しく見ていきましょう。

高単価の案件の割合が減少(2015年~2017年)

2015年は圧倒的に70万円台の案件の割合が一番多い状況ではあったものの、16年には60万円台の割合が増加してきており、17年には60万円台が一番多くなっています。

Androidアプリ開発の需要は高いはずであったにも関わらず減少しているというのは、少なからずKotlin台頭の影響を受けていたのかもしれません。

需要の回復傾向(2019年)

しかし、2019年にフォーカしてみると再び70万円台の割合が一番高くなっており、80万円台以上の案件の割合も増加している傾向にあります。

一つは単純にエンジニア自体の需要の高まりというのも影響としてはあるでしょう。

そしてもう一つは、Androidアプリ需要がさらに加速してはいるものの日本でのKotlin人材の少なさが影響しているように思えます。やはり長年JavaがAndroidアプリ開発で使用されていたこともあり、Kotlin人材よりJava人材の方がまだまだ豊富です。

またKotlinはJavaとの互換性も非常に高く、いずれKotlinへ移行する際にも比較的スムーズに行えます。そのためビジネス的にもひとまずJavaでAndroidアプリ開発を進めるほうが効率的にも良いとう判断になるのも頷けます。

結果、Androidアプリ需要が伸びるにつれてJavaでのAndroidアプリ開発の需要も伸びているのではないかと思います。

AndroidアプリのJava開発案件の推移データを見ての考察

たしかにJavaでのAndroidアプリ開発案件の需要は高まっているように見えますが、いづれは頭打ちすることは念頭に置いておくべきでしょう。

データを見る限り一定で伸びている印象は無く、安定しているようにも見えません。年ごとにバラツキがあるので、Kotlin人材の増加など環境の変化によってふたたび需要に陰りが出てくる可能性は大いにあると思います。

そういった面を考慮するとAndroidアプリ開発のエンジニアを目指す上では、JavaではなくKotlinに照準を当てておくことが必要になるでしょう。

しかしそれは将来的な話であり、現状日本ではJavaでの開発案件も豊富にあります。Android環境での開発を経験する分には、まだまだJavaでも問題はなさそうです。

最後に

JavaやKotlinに関わらず、Androidアプリ開発自体の需要はかなり高いです。そのためどちらの言語であっても活躍できる環境は十分にあるでしょう。

ただしいつまでもJavaで良いという訳ではないので、徐々にですがKotlin習得に向けて動いておく必要はありそうです。

また日本にはKotlinを扱える人材は、豊富とは言えない状況です。いち早くKotlinを扱えるエンジニアになることはメリットになるでしょうし、より高単価を目指せる環境に身を置けることにも繋がります。

今回はJavaでのAndroidアプリ開発案件の単価相場の推移をデータで示しましたが、今後Androidアプリ開発エンジニアとしてどうキャリアアップ/チェンジしていくのか参考にしてみてください。

AndroidアプリのJava開発案件の単価相場
https://freelance-attack.work/column/java-android-marketprice/

Web系のJava開発案件の需要と将来性をデータを元に解説
https://freelance-attack.work/column/java-development-future/