SwiftとObjective-Cの比較!おすすめのiPhoneアプリ開発言語は?

SKILL プログラミング言語

 iPhoneアプリ開発で使用されるプログラミング言語と言えば『Swift』と『Objective-C』の2つがあります。

最近ではObjective-Cの需要は減り、Swiftの方が良いという意見が増えていますが、実際にSwiftとObjective-CのどちらがiPhineアプリ開発におすすめなのか?

今回はSwiftとObjective-Cを様々な視点から比較していきます。

SwiftとObjective-Cはどちらが稼げるのか?需要や人気はどちらが高いのか?言語としてどちらが優れているのか?などをデータを元に比較し解説していきます。

おすすめのiPhoneアプリ開発言語はどちらなのか?判断するためにぜひ参考にしてください。

SwiftとObjective-Cの単価相場の比較

SwiftとObjective-Cの単価相場を比較すると、どちらも60~70万円台となっており同じ水準で差はありません。
互いに70万円台の案件が一番多く、次いで60万円台の案件が多くなっています。

ただ、単価相場以外の単価を比較すると若干差があるようです。

50万円台以下の案件はSwiftよりもObjective-Cの方が多い傾向にあり、80万円台以上の案件はObjective-CよりもSwiftの方が多い傾向にあります。

つまり、どちらのプログラミング言語が稼げる可能性が高いかというとObjective-CよりもSwiftであることが分かります。

高単価のiPhoneアプリ開発案件に参画にするには、Swiftがおすすめです。

ちなみにフリーランスエンジニア専門エージェントNo.1の『レバテックフリーランス』でSwiftとObjective-Cの案件を検索すると、Swiftは80万円台の案件が最も多く、Objective-Cは70万円台の案件が最も多い結果となっています。(※2021年7月実績)

SwiftとObjective-Cの平均単価と中央値の比較

SwiftとObjective-Cの『平均単価』『平均Min単価』『平均Max単価』『中央値』も比較します。

平均単価平均Min単価平均Max単価中央値
Objective-C75万円69万円78万円70万円
Swift84万円77万円87万円75万円

SwiftとObjective-Cの平均単価や中央値など各単価で比較するとSwiftの方が高単価となっています。

平均単価は、Swiftが84万円でObjective-Cは75万円と9万円の差があり、中央値で比較してもSwiftの方が5万円高くなっています。

年換算すると、SwfitとObjective-Cでは平均で108万円も年収に差が出る計算となります。

どちらも比較的高単価となってはいますが、どちらが稼げるかという点で見るとやはりObjective-CよりもSwiftの方が稼げるプログラミング言語であるようです。

ちなみにレバテックフリーランスでSwiftとObjective-Cの案件を検索すると、Swiftの平均単価は79万円で最高単価は125万円、Objective-Cの平均単価は76万円で最高単価は115万円となっています。(※2021年7月実績)

SwiftとObjective-Cの需要の比較

SwiftとObjective-Cとではどちらの方が需要が高いのか?それぞれの案件数を比較します。

レバテックフリーランスでそれぞれの案件を検索すると、Swiftは約1,000件でObjective-Cは約770件の案件が掲載されています。(※2021年7月実績)

SwiftとObjective-Cとでは、200件以上の差があります。

またその他のエージェントサイトで計算してもSwiftの方が案件数は多い傾向にあります。

『案件数=需要』と仮定するとiPhoneアプリ開発においてObjective-CよりもSwiftの方が需要が高いという結果になります。

SwfitとObjective-Cのトレンドの比較

SwiftとObjective-Cの人気度はどちらが高いのか?トレンドの比較もしていきます。

日本国内と世界でのトレンド差を見ていきます。

日本でのSwiftとObjective-Cのトレンドの比較

まず日本国内でみたSwiftとObjective-Cのトレンドの比較です。

2014年にSwiftは登場しており、そのタイミングでSwiftのトレンド数値は上昇しています。

そしてSwiftが登場して約1年後の2015年6月頃には、Objective-Cとトレンド数値を超えており、現在ではSwiftとObjective-Cとでは圧倒的なトレンド差があります。

世界のSwiftとObjective-Cのトレンドの比較

続いて世界でみたSwiftとObjective-Cのトレンドの比較です。

こちらも日本のトレンド同様、Swiftが登場した2014年のタイミングでSwiftのトレンド数値が上昇しています。

そしてそのまま、2014年の登場した年内にはすでにObjective-Cのトレンド数値と逆転しています。

日本よりも早くSwiftがObjective-Cを追い抜いている状況で、現在は、Objective-CとSwiftとではトレンドに大きな差があります。

SwiftとObjective-Cの特徴の比較

SwiftとObjective-Cにはそれぞれメリット・デメリットがありますが、SwiftとObjective-Cとではどちらが優れているプログラミング言語なのかを見ていくために、ここではそれぞれの特徴や性能の違いを解説していきます。

SwiftとObjective-Cでは下記特徴や性能に違いがあります。

  • 開発元
  • 実績
  • 可読性及び安定性
  • 処理速度
  • 学習難易度

開発元

SwiftはApple社が開発したプログラミング言語ですが、Objective-CはApple社が開発した言語ではありません。

どちらも、iPhoneアプリ開発などiOS環境やMacOS環境でのアプリケーション開発で使用されていますが、Apple社が開発したプログラミング言語であるSwiftの方が開発には最適であり今後の需要としてもSwiftの方が高いでしょう。

実績

Swiftが登場したのは2014年で開発実績としては7年ほどですが、Objective-Cは20年以上MacOS環境のアプリケーション開発やiOSアプリの開発を行ってきた豊富な実績があります。

その為、これまで開発されたiPhoneアプリなどの事例はObjective-Cの方が多いかもしれません。

ただ、SwiftとObjective-Cには互換性があるのでObjective-Cで開発されていたアプリをSwiftへ移行することも容易であり、さらにはプログラミング言語としての質はSwiftの方が高いため、実績はObjective-Cの方が豊富かもしれませんが、今後よりSwiftの需要が伸びてくることは間違いないでしょう。

可読性・安定性・効率

SwiftはObjective-Cの良い点を引継ぎ、悪い点を改良し開発されたモダンなプログラミング言語です。

Objective-Cは、コードが分かりづらく読み書きが難しいというデメリットにより、開発を進めるにもバグが発生するリスクが高く、安定性は低くなってしまいます。

さらに、開発に必要なコード量が多いという特徴もあるので、開発効率は決して良いとは言えないプログラミング言語です。

それに対して、Swiftは可読性の優れたモダンなプログラミング言語で、不具合の起きるコードを見つけ出し事前に知らせてくれるため安定性も高く、シンプルな構文ですので開発も効率的に進めることが出来ます。

このように、可読性・安定性・効率などプログラミング言語の質という点でもObjective-CよりもSwiftの方が優れています

処理速度

Objective-Cは比較的処理速度に優れているプログラミング言語ではありますが、Swiftの方がより速い処理速度になっています。

実際に同条件で処理速度を比較するとSwiftはObjective-Cよりも最大2.6倍速い結果があります。

テキストデータだけでなく、動画や音声などデータが多様化している現代においてSwiftの方が開発に適しているプログラミング言語です。

ただ全ての処理においてSwiftの方が速い訳ではなく、Objective-Cの方が処理が速い工程もあります。

学習難易度

学習難易度という点でもObjective-CよりもSwiftの方が低く初心者にはおすすめのプログラミング言語です。

学習難易度が低い理由は、それぞれのプログラミング言語の可読性の差が大きいです。

読み書きがしやすいことで、Swiftの方が初心者には学習しやすくなっています。

iOSエンジニアにおすすめのプログラミング言語は?

これまで単価や需要、特徴など比較してきましたが、SwiftとObjective-Cとではどちらがおすすめのプログラミング言語なのかというと断然Swiftがおすすめと言えるでしょう。

  • 単価はSwiftの方が高い傾向にあり稼げる
  • 需要や人気もSwiftの方が高い
  • Swiftはモダンな言語であり質としても高い
  • 学習難易度もSwiftの方が低く学びやすい

単価や需要、人気もSwiftの方が高く、プログラミング言語としての質もSwiftの方が優れている箇所が多いです。

またこれからiPhoneアプリ開発のエンジニアを目指す方にとってもSwiftの方が学習難易度は低いためおすすめです。

もちろんObjective-Cのスキルがあれば活躍でいる場所はまだまだ豊富にありますが、様々な点において比較した結果、Objective-CよりもSwiftの方がおすすめのプログラミング言語といって過言ではないでしょう。

Swiftとは

Swiftとは、2014年にApple社によってObjective-Cをベースに開発されたプログラミング言語です。

基本的には、iOSやMacOSなどのApple社製品OSの開発に適したプログラミング言語ですが、サーバーサイド開発にも使用されている実績もあり広く活躍できる特徴を持っています。

また、PythonRubyなどのモダンな言語も参考にしており、Swiftも可読性が高く学習難易度の低いプログラミング言語で、iPadで学べるなど学習環境も整っており、プログラミング初心者には学びやすいでしょう。

さらに開発をより効率化させてくれるSwiftのフレームワークやライブラリも充実しています。

代表的なSwiftのフレームワークは、『perfect』『Slimane』『Swifton』などが挙げられます。

Objective-Cとは

Objective-Cは、1984年にC言語をベースに開発されたオブジェクト指向型のプログラミング言語です。

2001年に登場したMacOS Xに使用されるCocoaフレームワークのコア言語として採用され、20年以上という長い期間MacOSやiOSアプリ開発用のプログラミング言語として活躍しています。

Swiftの台頭により徐々にObjective-Cの需要は減少傾向にはありますが、今でも多くのObjective-Cの案件があります。

最後に

SwiftとObjective-Cを単価や需要、特徴などデータを元に比較してきましたが、SwiftがiPhoneアプリ開発などApple製品向けOSの開発に使用されるプログラミング言語としてはおすすめであることが分かりました。

Swiftは稼げる案件も多く、活躍の場も多いです。

これからiPhoneアプリ開発に携わりたいと考えている方は、ぜひSwiftの習得を目指してみてはいかがでしょうか?