PHP案件の需要と将来性をデータを元に解説

将来 案件単価相場

プログラミング言語別で見ると、最も案件が多いJavaに次いで多いと言われているのがPHPです。

またサーバーサイド開発で使用されている言語のシェア率を見てもPHPは非常に高いです。

一見これらを見るとPHPの需要は高く、将来性も問題ないのではないか?と感じるのではないでしょうか?

では実際どうなのか?年単位でのPHPの単価相場をグラフにまとめましたので、これまでの動きから読み取っていきましょう。

それではまず、データを元にPHPの将来性を紹介していきます。

データで見るPHPの将来性

まず各年のPHPの単価相場を見ると

  • 2015年:70万円台
  • 2016年~2019年:60万円台

となっています。

単価相場だけを見ると、70万円台から60万円台に下がっているためPHPの将来性はあまり高くないのではないのか?とデータでは見ることが出来ます。

次に、それぞれの単価相場を抜いた『50万円台以下』と『80万円台以上』の動きを見ていくと

  • 50万円台以下:2016年から2019年にかけて減少
  • 80万円台以上:2017年から2019年にかけて増加傾向

であることが分かります。

また2015年と2019年を比較すると

  • 単価相場:2015年の方が高い
  • 50万円台以下:2019年の方が少ない
  • 80万円台以上:2019年の方が多い

となっています。

つまり単価相場では下がってはいるが、全体的に見ると高単価な案件が増加傾向にあり、2019年は一番高単価な案件の割合が高いのでPHPの将来性が低いわけではないことが分かってきます。

むしろこれらの傾向から見ると、今後PHPの高単価な案件の割合は増加し、単価の面だけを見ると将来性は高いのではないかと予測することが出来ます。

現在と今後の需要から見るPHPの将来性

PHP単体でPHPの年推移データを見る限り、将来性は高そうです。

しかし、プログラミング言語は次々に新しいものや新Ver.が出てきており、需要の移り変わりは激しい世界です。

PHPはサーバーサイド開発で使用される言語ですが、その他サーバーサイド開発言語として使用される代表的なものには、JavaやRuby、Python、Goなどがあります。

これのら言語の動き次第ではPHPの将来性に大きな影響が及ぶ可能性はあると思います。

現在のPHPの需要

Q-Successより発表されたサーバサイド開発言語のシェア率で見るとPHPが圧倒的で、全体の約80%を占めています。

2位は、ASP.NETで約10%であるためこの差が埋まることは当面ないと言っても過言ではありません。

またPHPが使用されているWordpressの需要もかなり高いため、PHPの現在の需要はかなり高いと言っても過言ではないでしょう。

他言語との比較(Java・Ruby・Python・Go)

ただ他サーバーサイド開発言語とのトレンドで比較した際、PHPは下がっています。


これまではJavaに次いでPHPでしたが、今ではPython>Java>PHPと3番目になっています。

Pythonと言えばAI開発に使用される言語として有名であるため、トレンド比較で見るとこの結果は仕方が無いかもしれませんが、サーバーサイド開発でPythonが使用されるケースが増えてくる可能性は大いに秘めていることは確かではあると思います。

またトレンドでみれば一番下に位置しているGoですが、このGoはGoogleによって開発されたプログラミング言語です。

chromeやAndroidなどGoogleは、IT領域において欠かせない存在で、GoogleがGoogle製品に関わる環境でのサーバーサイド開発はGoを推奨するなどの発表がされればGoの勢いは伸びてくるでしょう。

実際、これまでJavaでの開発がメインであったAndroidアプリ開発ですが、GoogleがKotlinを推奨言語としたことでKotlinの需要はかなり高まってきています。

Goのバックグラウンドを見る限りでは、かなり将来性が高いのではないかと予測することが出来ます。

PHPの需要予測と将来性

まず現時点でPHPは圧倒的なシェア率を誇っているため、これが逆転されることは当面無いでしょう。そういった点を見ると当面は需要は高く、将来性も十分と言っても良いかもしれません。しかし遠い将来、シェア率が下がる可能性も大いにあります。

もちろん言語にはそれぞれの特徴があるため、全ての環境でPHPにとって代わる可能性はかなり低いですが、例えばAIに関わるサービスのサーバーサイドはPythonで開発、Google製品に関わるサービスのサーバーサイドはGoで開発など、部分的にPHPのシェアが取られていくことになるかもしれません。

実際Google製品ではないですが、PHPからGoへシフトしているサービスもあるようです。

最後に

まず年推移のデータを見ると、年々高単価の案件の割合が増えているため、単価相場的に見ると将来性は高いのではないかということが分かりました。

またシェア率で見ると2位以降との差もかなり大きいためその点で見ても当面将来性は十分でしょう。

もちろん需要としても当面はかなり高い状態でしょう。ただトレンドの順位変動や新しい言語などの影響があるように、徐々によりサービスの特徴に合わせた言語の選択がされてくる環境になってくるでしょう。

現時点でPHPのシェア率が高いとはいえ、今後のサーバーサイド開発言語の動向にはアンテナを立てておきましょう。

PHP案件の単価相場と平均単価
https://freelance-attack.work/column/php-marketprice/