Swift案件の単価相場と動向は?Swiftについてもわかりやすく解説

SKILL プログラミング言語

iPhoneで使用されるiOSアプリの開発などApple製品のアプリケーションを開発するために最適なプログラミング言語である『Swift』。

今回は、このSwiftを習得すればどれくらい稼げるのか?Swiftのお金事情を中心に解説していきます。

  • Swift案件の単価相場は?
  • Swift案件の平均単価や中央値は?
  • Swift案件のこれまでの単価相場の動向は?
  • Swiftとは何か?
  • Swiftの特徴は?
  • Swiftでの開発に必要なものは?
  • Swiftでできることは?
  • Swiftエンジニアにおすすめの資格は?

これらの疑問に応えられるようデータを交えて解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

Swift案件の単価相場

それではSwiftを習得すればどれくらい稼げるのか?Swift案件の単価相場を紹介します。

Swift案件の単価相場は、70万円台となっています。

相場の70万円台の次は、60万円台や80万円台の案件が多くなっており、Swift案件の単価のボリュームゾーンは、60万円~80万円台であることが分かります。

また割合的に見ると90万円台の案件も比較的高い傾向にあり、100万円以上の案件も一定数あります。

iOSアプリ開発の需要の高さもあってか、Swift案件の単価相場や全体的な単価感は比較的高い傾向にあるようで、Swiftは稼げるプログラミング言語と考えても良いでしょう。

Swift案件の平均単価と中央値

Swift案件の『平均単価』『平均Min単価』『平均Max単価』『中央値』はこちらです。

Swift案件の平均単価は84万円で、中央値は75万円となっています。

平均単価が84万円と非常に高額で、またSwift案件の半数以上は75万円以上となっており、Swift案件の単価はかなり高い水準にあるようです。

また、ミニマム単価の平均は77万円で、マックス単価の平均は87万円となっています。

先ほどSwift案件の単価相場を70万円台と紹介しましたが、70万円台後半~80万円台前半とみても良いかもしれません。

とにかく、Swiftは稼げるプログラミング言語であるようです。

Swift案件の単価相場の動向

Swift案件の単価相場の推移はこのようになっています。

Swift案件の単価相場を年ごとに分けてみると、少しバラツキがあるようです。

2015年と2016年のSwift案件の単価相場は70万円台でしたが、2017年は60万円台が単価相場に下がっています。2018年は再び70万円台が単価相場にはなっていますが、60万円台との差は僅かという状況で、2019年は、80万円台がSwift案件の単価相場に上がっています。

このように、Swift案件の単価相場は、下がって戻って上がってと大きく変動しています。

Swiftが登場したのが2014年で、日本で注目されだしたのは2015年の中盤頃からです。その為、そこから数年は日本に浸透し始めている状況であったこともあり、単価相場も大きく変動しているのではないかと思います。

ただ一つ言えるのは、総合的に見てSwift案件の単価相場は上昇していますし、90万円台以上の高単価な案件も増加傾向にあります。

つまり、年々Swiftは稼ぎやすいプログラミング言語になっており、Swiftのニーズが日本で高まっているのではないでしょうか。

Swiftが登場する以前からiOSアプリ開発で使用されているObjective-Cというプログラミング言語があります。

今ではiOSアプリ開発の案件数はSwiftが多くなってはいますが、それでもまだまだObjective-Cを使用する案件も多くあります。

Swiftが比較的新しいプログラミング言語というのもあり、対応できるエンジニアが少ないという要因も一つあるでしょう。

しかし、SwiftはApple社が開発したプログラミング言語ですので、いずれはSwiftがより主流になってくるであろうと予測されます。

そうなるとSwiftエンジニアも増えてくるでしょうし、今はSwift案件は非常に高単価な案件が多いですが、徐々に落ち着いてくる可能性も大いにあります。

その為、Swiftが気になっている方はとにかく早めに習得しておくことが今後のアドバンテージになるのではないかと思います。

非常にニーズが高く稼げるプログラミング言語ですので、ぜひ学んでみましょう。

Swiftとは

iOSアプリ開発で需要が高く、非常に高単価を目指せるSwiftですが、そもそもSwiftとは何か?特徴などSwiftに関することを解説していきます。

Swiftとは、2014年にiOSアプリなどApple製品向けのアプリケーション開発用の言語としてApple社によって開発されたプログラミング言語です。

Swiftが登場する以前からiOSアプリ開発で使用されていたObjective-Cをベースに開発されており、Objective-Cの良い特徴は引継ぎつつもコードの分かりづらさなどを解消したモダン的なプログラミング言語となっています。

その為、Objective-Cよりも開発効率や安定性など優れている点も多く、iOSアプリの開発には最適な言語で、今では多くの現場で使用されています。

モダンな言語ということもあり可読性が高いプログラミング言語ですので、学習難易度も低くプログラミング初心者にもおすすめです。

Swiftの特徴

モダンなプログラミング言語で現在iOSアプリ開発の最前線で活躍しているSwiftですが、具体的にどういった特徴があるのか解説していきます。

Objective-Cとの特徴の違いについては下記を参考にしてください。

  • Apple社が開発した言語
  • 可読性が高い
  • 処理速度が速い
  • Objective-Cとの互換性
  • オープンソース
  • 学習難易度が低い
  • 高単価で需要も高い

Apple社が開発した言語

Swiftは、Apple社によって開発された言語です。

Swiftが登場する前は、Apple製品のアプリケーション開発はObjective-Cが担っていましたが、Swiftが登場することで一気にSwiftでの開発が主流になっています。そして今後もSwiftがどんどん主流になるのは明白です。

Apple社がiOSアプリやMacOSのアプリケーションなど自社製品のアプリケーション開発に開発した言語ですので、Objective-Cのように取って代わられるリスクも少なく高い需要がある特徴があります。

可読性が高い

Swiftはモダンな言語ということで、可読性に優れています。

ちなみに、モダンとは『現代的』という意味で、可読性とは読み書きのことです。

要は、コードが読みやすく書きやすいという特徴があります。PythonやJavaなど他のプログラミング言語の良いところを取り入れて分かりやすい言語になるよう開発されています。

処理速度が速い

Swiftという名前は、『迅速』や『速い』という意味も持ち合わせています。

その名前の通り、非常に高速であるという特徴があります。

同じiOSアプリ開発に使用されるObjective-Cよりも最大で2.6倍となっており、人気のプログラミング言語であるPythonよりも最大で8.4倍もの速度を実現しています。

Objective-Cとの互換性

SwiftはObjective-Cと互換性があります。

その為、Objective-CとSwiftのコードが混在していても問題ありませんし、Objective-Cで開発途中のアプリをそのままSwiftで開発できるといったことも可能です。

さらには、Objective-CのフレームワークやライブラリをSwiftで使用できるなど、シームレスに使用できる特徴があります。

オープンソース

Swiftは、オープンソースのプログラミング言語です。

オープンソースということで、優秀なエンジニアが開発したSwiftのソースコードをダウンロードすることも出来るようになりますので、そのソースコードを活用しアプリを開発したりなど効率的に進めることが出来ます。

学習難易度が低い

先ほど紹介したように、Swiftは可読性の高いモダンな語ですので、学習難易度の低いです。

また、SwiftではXcodeという統合開発環境が主に使用されますが、特にこの開発環境を構築する手間は少なく、MacのApp Storeから無料でインストールすれば、利用することができます。

言語自体シンプルで学びやすく、環境構築という点でも挫折する可能性が低いので、初心者でも非常に学びやすいプログラミング言語です。

高単価で需要も高い

先ほどSwiftの単価相場や平均単価などを紹介しましたが、他プログラミング言語と比較しても非常に高額で、同じiOSアプリ開発に称されるObjective-Cと比較しても高額です。

また、iOSアプリに使用される言語としては主流になっており、Apple社が開発した言語でもありますので、現時点だけではなく将来的な需要も高いでしょう。

Objective-CとSwiftの単価相場を比較した記事はこちら

Swiftでの開発に必要なもの

Swiftで開発をする上で、Swiftの知識やPC以外に必要なものがありますので紹介していきます。

  • Apple ID
  • Xcode
  • Developer ID
  • App Store Reviewガイドライン

Apple ID

Swiftで開発していくためには、Apple IDが必要です。

ただこれは、iPhoneやMacユーザーがアプリをインストールするために必要とするApple IDではなく、開発者として登録をしたApple IDが必要です。

この開発者として登録したApple IDがないとSwiftの総合開発環境であるXcodeなどが使用できないので、必ず必要なものとなります。

Xcode

先ほども出てきたように、XcodeとはSwiftの総合開発環境です。

総合開発環境を簡単に説明すると、プログラミングで必要なツールが集まっており、エンジニアにとって開発する上で欠かせない環境のことです。

このXcodeは、Swiftでの開発では欠かせないので必要なものの一つとなります。

Developer ID

Developer IDは、App Store以外にアプリを配信するために必要なものです。

要は、開発したソフトウェアやアプリをApp Storer以外の場所でダウンロードできるようにするためにDeveloper IDが必要です。

自分で開発したアプリを他の端末で使用する場合や仕様チェックするために他の端末で動かしたい場合などにはDeveloper IDが必須となってきます。

App Store Reviewガイドライン

どんなアプリでもApp Storeに配信できる訳ではありません。

きちんと要件を満たしていなければ、折角開発したのに配信することが出来ません。

その為、しっかりApp Store Reviewガイドラインを読んで開発をし配信するようにしましょう。

Swiftでできること

これまで紹介していることから分かるように、SwiftはApple製品向けのアプリケーションの開発に最適なプログラミング言語です。

ただそれ以外にも出来ることがありますので解説していきます。

  • iOSアプリ開発(iPhoneやiPadなど)
  • Macアプリ開発
  • Apple TVアプリ開発
  • Apple Watchアプリ開発
  • WebアプリやWebサーバーの開発

iOSアプリ開発(iPhoneやiPadなど)

Swiftは、iOS環境のアプリ開発に使用されています。

iOSとは、Apple社製品であるiPhoneやiPadに搭載されているOSです。要は、iPhoneやiPadにインストールして使用するアプリをiOSアプリと言います。

日本ではAndroidユーザーよりもiPhoneユーザーの方が多いと言われており、非常に需要の高い領域です。

Macアプリ開発

Swiftは、MacBookやAirMacなどMacPC専用のアプリケーションやソフトウェアの開発に使用されています。

MacPCには、MacOSというOSが搭載されておりシンプル差に特徴があります。

その為、日本でもMacPCには根強い人気があります。

Apple TVアプリ開発

Apple TVというメディアストリーミング端末をApple社は提供しておりますが、そのApple TVのアプリの開発もSwiftで行います。

Apple TVには、tvOSというOSが搭載されています。

Apple Watchアプリ開発

Apple Watchのアプリを開発するのにもSwiftが使用されています。

iPhoneとApple Watchはペアリングできるので、Apple WatchもiPhoneと同じOSであるiOSが搭載されていると思っている方もいるかもしれませんが、Apple WatchにはwatchOSという専用のOSが搭載されています。

ただ、iOSをベースに開発されており、iOSと共通の機能も多いです。

このように、Apple社製品向けのアプリ開発は、全てSwiftによって行われています。

WebアプリやWebサーバーの開発

Apple社が開発したので、Apple社製品向けのアプリ開発に使用されているのは容易に想像できますが、それ以外にもWebアプリケーションやWebサーバーでの開発にもSwiftを使用して行う事が出来ます。

ただこの分野では、まだまだ他のプログラミング言語の方が需要が高く事例としては少ないです。

それでも、これまでObjective-CでiOSアプリを開発していた時は、iOSアプリはObjective-Cで開発し、Webサーバー側は他のプログラミング言語で作る必要があり、2つのプログラミング言語を使用していました。

これは開発において効率が悪く、また両方を出来るエンジニアもしくは、それぞれ出来るエンジニアを1人ずつ集める必要があるなど、人の確保でも効率が悪いです。

ただ、SwiftではiOSアプリとWebサーバーの両方を開発出来ますので、この問題が解消されます。

現時点では、Swiftを活用したWebサーバーやWebアプリケーションの開発の需要は低いですが、今後言語のバージョンアップやフレームワークやライブラリの充実化などで、一般化される可能性も大いにあるでしょう。

Swiftエンジニアにおすすめの資格

Swiftエンジニアにおすすめの資格を紹介します。Swiftエンジニアにおすすめの資格はこちらです。

  • App Development with Swift

App Development with Swift

App Development with Swiftとは、Apple社が提供しているSwiftやSwiftを使って開発するのに必要なXcode、またアプリ開発ツールの基礎知識を証明する資格です。

2018年より開始されており、2019年12月より日本でも受験できるようになっています。

Swiftに直接かかわる資格としてはこの一つですので、Swiftの技術力を資格として証明したい、Swiftエンジニアにはおすすめの資格試験です。

App Development with Swiftの試験概要はこのようになっています。

試験時間50分
出題形式選択式
試験実施方式CBT試験
※コンピュータを使った試験方式
試験の言語英語
受験料一般:9,800円(税別)
学割:7,800円(税別)
試験会場オデッセイ テスティングセンター 有楽町

英語での出題ではありますが、Swiftに直接関わる唯一の資格試験ですので、Swiftの能力を証明したい方はぜひチャレンジしてみてください。

最後に

Swiftの単価相場や平均単価を紹介しましたが、Swiftは非常に稼げるプログラミング言語です。また、iOSアプリなどApple製品向けのアプリ開発に向いているということもあり非常に需要としても高いです。

さらに、学習難易度も低いので、初心者であっても学びやすいおすすめのプログラミング言語です。

iOSエンジニアとして活躍したい方はもちろん、とりあえず何かしらのプログラミング言語を学んでエンジニアを目指したい方もぜひこの機会に学んでみてはいかがでしょうか。