【徹底比較】TypeScriptとJavaScriptの単価相場と将来性を比較
人気トップクラスのプログラミング言語であるJavaScriptとそのJavaScriptの上位交換言語とも言われ人気急上昇中のTypescript。
今回はこの2つのプログラミング言語の案件単価相場と案件単価の年推移をもとに需要と将来性を比較しました。
JavaScriptとTypescriptともに非常に人気の高い言語ですので、今はどちらを学ぶべきなのか?
また今後はどちらを学ぶべきなのか?
ぜひ参考にしてください!
目次
TypescriptとJavaScriptの案件単価相場比較
TypescriptとJavaScriptの案件単価相場の比較はこちらです。

互いに60万円台が案件単価相場になっています。
グラフを比較すると70万円台まではJavaScriptの方が割合は高いですが、80万円台以上は圧倒的にTypescriptの方が高い状況です。
このグラフだけを見るとTypescriptの方が高単価を目指しやすい言語であるように見えます。
実際TypescriptはJavaScriptの進化版と位置付けられているのでそれも確かかもしれません。
ただ正直日本ではTypescriptの案件はここ数年で増えている状況でJavaScriptに比べればまだまだ少ないです。
JavaScriptはすでに日本でもWebサイトでの必須言語として浸透しています。
そのため案件単価の相場は固まっており、その証拠にTypescriptに比べ60万円台を中心とした比較的きれいな山型のグラフになっています。
しかしTypescriptはまだまだ日本で浸透しているとは言えない言語です。
高単価側のグラフが少し膨らんでいる形になっており、まだまだ単価が定まっていないという要因もあるかもしれません。
それでもTypescriptの方が高単価の案件の割合が高いというのは事実ですので、現時点で稼ぐエンジニアになるためにはJavaScriptよりTypescriptの方がおすすめと言えるでしょう!
TypescriptとJavaScriptの平均単価と中央値比較
2019年のTypescript案件の「平均単価」「平均Min単価」「平均Max単価」「中央値」はこちらです。

2019年のJavaScript案件の「平均単価」「平均Min単価」「平均Max単価」「中央値」はこちらです。

全体的にJavaScriptよりTypescriptの方が高く、平均Min単価は6万円高く中央値に至っては10万円も高くなっています。
この数字を見てもTypescriptの方が稼げることが分かります。
しかしJavaScriptの方が全体的に低いとはいえ平均単価は2万円の差で、平均Max単価の差は1万円しかありません。
JavaScriptもTypescriptに負けず稼げる言語であることが分かります。
さすが人気No.1のプログラミング言語ですね。
TypescriptとJavaScriptの将来性比較
ではTypescriptとJavaScriptの将来性を比較してみましょう!
それぞれの案件単価の年推移データを元に比較します。
まずTypescriptの案件単価の年推移はこちらです。

次にJavaScriptの案件単価の年推移はこちらです。

やはりTypescriptは出てきたということもありバラツキのあるグラフになっており、その反面JavaScriptは比較的安定しているグラフとなっています。
ただバラツキがあるとはいえTypescriptの案件単価相場の動きは少し異常で、JavaScriptには見られない動きをしています。
一番高い割合が60万円台から80万円台と20万円台分上がるというのは、いくら浸透前と言えどなかなかないことだと思います。
やはりこのような動きをするということはTypescriptの需要と人気が日本でも高まっているのでしょう。
JavaScriptも2019年には70万円台以上の案件割合も増えていることからも分かるように、今もなお需要は伸びており将来性も高いでしょう。
それでもTypescriptの方が圧倒的に伸びていきそうな予感があります。
このままTypescriptが日本で浸透していけば、JavaScriptにとって代わる日が来る可能性も高いです。
Typescriptの方が将来性の高いプログラミング言語と言えるでしょう!
Typescriptの将来性
Typescriptはグラフからも分かるように非常に将来性の高い言語です。
さらにマイクロソフト社により開発された言語であるため、そのバックグラウンドも大きいです。
またその将来性を後押しするかのように今ではGoogle社内の標準言語として採用され、Googleが開発するJavaScriptのフレームワークのAngularJSもTypescriptでの開発を推奨しています。
このようにTypescriptには今後の伸びを疑わないほどの材料が揃っています!
ぜひこの機会にTypescriptを学んでみてください!
JavaScriptの将来性
Typescriptほどではないですが、JavaScriptもグラフから将来性の高さは分かります。
またJavaScriptはフロントエンド側では必須の言語となっており、当面これは変わらないでしょう。
優秀なフレームワークも豊富にあり、Webアプリ開発やスマホアプリ開発など多くの場面で活躍しています。
さらに日本ではまだまだ需要が少ないですが、Node.jsの登場によりJavaScriptではフロントだけでなくサーバー側の開発も行えるようになり、汎用性の高さが増しています。
今後も当面はこのJavaScriptの需要は高まっていくでしょう!
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TypescriptとJavaScriptのどちらを学ぶべき?
ではこれまで紹介したTypescriptとJavaScriptはどちらを学ぶべきでしょうか?
やはり将来性が圧倒的に高いTypescriptと言えるでしょう。
一番の理由はマイクロソフト社が開発しており、Googleが採用している言語だからです。
今後もTypescriptを使う企業は増えてくると想定できるので、日本でも需要は拡大するでしょう。
またそのような背景だけではなく、機能面でも優れています。
Typescriptは静的型付け言語
JavaScriptは動的型付け言語であるのに対し、Typescriptは静的型付け言語です。
これにより事前にエラー箇所が判明したりパフォーマンスが良くなったりします。
大人数が開発に携わる場合であれば、特に静的型付け言語の方がエラーを未然に防げるのでメリットと言えるでしょう。
クラスの作成
JavaScriptでできなかった「クラス」の作成ができます。
これによりコードの冗長さを解消することができます。
JavaScriptは大規模開発向けには相性が良くなかったですが、Typescriptでは大規模開発にもパフォーマンスを発揮する言語になっています。
まとめ
TypescriptとJavaScriptを案件単価相場と将来性で比較してきましたがいかがでしたでしょうか?
今やどちらも人気の高い言語でどちらを学ぶべきか悩まれる方も多いと思います。
もちろん即効性であればJavaScriptの方が需要が高く案件数も多いので良いのかもしれません。
ただ今後を考えたときTypescriptは重要な言語になってくるでしょう。
ぜひ参考にしていただき、学んでみてください!
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